「シルク・ドゥ・ソレイユ」日本人初の主役!空中アクロバットのコオロギ役

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   芸術的サーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の主役を射止めた日本人がいる。キャスターの小倉智昭が公演中の台湾に出掛け、そのヒーローを取材した。「わずか3日間の弾丸ツアー。しかも、上演中のファンタジーが虫の世界。僕は虫が嫌いだから、何となく嫌だなと思ったけど、実際に見てみたら、軽妙で超人的なアクロバットも随所にある。お子さんでも分かりやすいつくりになっていました」

日体大の元体操選手「内村航平が入ってきて、かなわいと思いあきらめました」

   主役に選ばれたのは広島県出身の谷口博教さん27歳だ。日本体育大学卒業して、2008年9月からシルク・ドゥ・ソレイユの新しいショー制作のためのアーティストとして参加している。

本当は虫嫌い

   小倉「彼は大学時代に体操選手を目指しましたが、4年生の時に内村航平選手が入学してきて、体操選手としての夢は諦めましたと話していましたね」。谷口は「体操選手としての感覚が彼の方がずば抜けて優れていました。そんな彼を見ていて、自分は諦めるしかなかった」と振り返った。

   谷口はシルク・ドゥ・ソレイユでどんなショーの主役なのか。高さ8メートルから下のトランポリンに飛び移るコオロギ役で、空中で華麗なアクロバットを演じる。クラウン(主役)を命じられたときは、スタッフや他の出演者の前でボロボロ泣いた。

   谷口「クラウンだと言われたときは、ちょうど僕の誕生日でした。それまでここでやって来たことを思い出し、運命的なものを感じて涙が出てしまいました」

虫たちのファンタジックなショー「ハエの動き見て研究しました」

   谷口は上演中に奇妙な言語を発する。「あれは虫の言葉。虫語です」と笑い、「ハエの動きを細かく観察もしました。どんな時にどう動き、どういう音を出すのか。主役を演じるショー『オヴォ』は、草木の下の虫たちのコミカルでファンタジックな世界です。それを演じるためには、小さな虫の動きを知る必要があると思いました」

   シルク・ドゥ・ソレイユの「オヴォ」東京公演は来年(2014年)2月からだ。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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