冬枯れ「古日光」を歩く!1200年前からのパワースポット…仏の住む「補陀落」

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ニッポン絶景街道 日光街道(1)>(BS朝日12月5日よる10時)日光といえば錦秋に豪奢な東照宮というのが定番ですが、ひげの梶さんこと街道案内人・梶本晃司さんがカメラマン古賀絵里子さんを連れて出かけたのは、観光客はまず行かない「古日光」です。東照宮のすぐわきにありながら、ひっそりとたたずみ、その歴史は1200年にもなります。梶本さんは「東照宮だけ見て帰ったら、日光を何も見ていないのと同じ。日光は奈良・平安時代までさかのぼる歴史があるんだよ」と話します。

   徳川家康を祀ったのは江戸時代の三代目将軍・家光の時で、それが日光信仰のはじまりのように思うけれど、日光が初めて開かれたのはそれより1000年も前のことなんだそうです。後ろにそびえる男体山は古くから仏の住む世界(補陀落=ふだらく)と見なされ、勝道上人が奈良時代後期にここにお寺を建てたのです。

   梶本「日光には二荒神社(ふたらじんじゃ)があるわけだけど、これはね、補陀落(ふだらく)がなまったものなのよ。そしてね、二荒を音読みすると、どうなる?」

   古賀「に、に、にこう。アッ、そうか」

   梶本「ね、にこう…。つまり、にっこう、日光なわけさ」

東照宮のすぐ裏手にひっそりたたずむ「四本竜寺」「開山堂」

   東照宮に通じる参道のわきを入っていきます。大きな杉の木がうっそうとした、石畳の道が続いています。すぐ横が世界遺産の観光名所とは思えない静けさに包まれと落ち着きです。その先に「四本竜寺」がありました。勝道上人が開祖のお寺です。どこか枯れた印象の、でも冬枯れの中に泰然として建っています。カメラマンの古賀さんは夢中になってシャッターを押します。

   さらにそこから奥へと向かうと「開山堂」がありました。これまた立派なお寺で、和尚さんはこんな話をしてくれました。

「日光そのものが修業の場なんです。このあたりが最もにぎわったのは室町時代で、500ものお寺があったそうです」

   冬の日光はぐんと冷えて、マイナス10度近くにもなります。わずかに風の音が聞こえるぐらいで、凍りついた風景の中に建つ古寺は静謐そのものでした。冬の日光、おススメです。なんていったて、日本有数のパワースポットですからね、旧年の垢を落とすのもいいし、年が明けて新たな気持ちでがんをかけるのもいいんじゃないかしら。でも、防寒対策はおさおさ怠りなく。

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