2018年 9月 19日 (水)

<土曜ドラマ 太陽の罠>(NHK総合)
西島隆弘の「理系真面目技術者」に違和感!堅物に見えない耳ピアス跡くっきり…銀縁メガネかけさせりゃいいってものじゃないぞ

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   大晦日の「紅白歌合戦」にも出場が決まったAAA(トリプルエー)の西島隆弘の主演で、太陽光発電の最先端技術をめぐり、産業スパイと殺人未遂の疑いをかけられた男を主人公に『特許マフィア』との攻防と男女の愛憎が交錯するラブ・サスペンスである。NHK名古屋が制作した。

   名古屋に本社を置く大手家電メーカー・メイオウ電機に、太陽光パネルの技術が特許侵害だとしてアメリカの特許マフィアから膨大な賠償金とライセンス料を要求する警告状が届き、社内は騒然となる。開発チームの主力メンバーだったが、上司と対立して知的財産部に異動になった長谷川(西島隆弘)が産業スパイではと疑われる。

   また、訴訟対策をめぐり、対策室の濱(尾美としのり)は上司の村岡(伊武雅刀)から一方的な叱責と屈辱を受け、その理不尽さに我慢がならず、殴打し山中に埋めてしまう。しかし、死んだと思っていた村岡が実は生きていて…。

「あまちゃん」父の尾美としのり一転!ブチ切れ「上司殺人」のぞっとする迫力

   濱を演じる尾美としのりは、朝ドラ「あまちゃん」でヒロイン・アキの父親としていい味を出していたが、このドラマでは一転、主人公に殺人未遂の罪を被せるダーティな役どころだ。理不尽な上司に耐えきれず、ブチ切れたときの血走った目などぞっとする迫力があった。伊武雅刀も吉田栄作も脇を固める中年俳優がみんないい仕事をしている。

   欲を言えば、アメリカの特許マフィアを陰であやつる澤田役の塚本高史や主演の西島にはもう少し頑張って欲しい気もする。塚本はどうみてもただのチンピラにしか見えないし、西島は理系の堅物な技術者のはずが、なぜか耳にピアス跡がくっきり。理系の堅物とピアスは相反するものだと思うが…。銀縁メガネをかけさせておけば理系に見えるってものでもないだろう。

   元「モーニング娘。」矢口真里の寝取られ夫、中村昌也が西島の同僚役で出ていたり、アメリカの特許マフィア役の外国人は日本語がうまいなと思ってよく見たら、パックンマックンのパックンだったりとか、脇役もユニークな布陣で楽しい。

   展開が早く、物語がどんどん進むので、そのスピード感が心地いい。「ハゲタカ」「七つの会議」に続くような企業モノかと思ったが、サスペンスの要素も加わり、マイルド仕上げに。そこが好き嫌いの分かれるところか。<土曜よる9時~>

(くろうさぎ)

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