2024年 4月 19日 (金)

都知事選「東国原」絶対勝てないジンクス!都民は他県知事経験者に拒否反応

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   猪瀬直樹前東京都知事の辞職に伴う知事選は2014年1月23日告示、2月9日投開票と決まり、マスコミでは候補者の顔ぶれ予想が盛んだ。最後の最後になって出馬を表明する「後出しじゃんけん」が有利といわれる都知事選で、誰が名乗りをあげるのか、過去のジンクスも引き合いに出しながら水面下の動きを追った。

必勝作戦は「後出しじゃんけん」青島、石原、猪瀬みんな告示直前に出馬表明

   何より知名度が重視される都知事選で、告示まで1か月を切り、これまでにも増して知名度がポイントになってくるというのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏だ。これまでに青島幸男、石原慎太郎、猪瀬直樹と3人の作家が当選したが、3人とも作家として名をなし、テレビ出演などを通じて知名度抜群だった。自民党が21日から23日(2013年12月)にかけて実施した調査でも、作家ではないが、知名度のある元厚労相の舛添要一、ニュース解説の池上彰が高い支持を集めているという。

   もうひとつの都知事選の特徴は「後出しじゃんけん」だ。1995年の青島、1999年の石原、2012年の猪瀬はいずれも告示間際になって立候補を表明して当選を果たした。

   伊藤「現在名前が上がっている人たちも、今は出ない、出ないといっておきながら、ギリギリになって最終判断することはあり得ます」

   後出しがなぜ有利なのか。遅ければ遅いほど選挙に近い段階でメディアの報道が集中し、注目度が高くなるからだ。

   一方、落選のジンクスもある。6年前、石原と争った前宮城県知事の浅野史郎、おととし同じ石原と争った前宮崎県知事の東国原英夫、さらに去年、猪瀬と争った前神奈川県知事の松沢成文はいずれも敗れた。つまり、他県の知事経験者は勝てない。首都・東京の知事を他県の経験者に取られたくない心理が働くようだ。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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