三億円事件やっぱり犯人はあの2人!当時の主任警部の悔しさに納得―服毒自殺少年とバーマスター
<三億円事件45年目の新証言! 最後の告白>(フジテレビ系)

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   伝説と化した府中東芝工場の3億円事件に再びスポットを当てた渾身のドキュメントである。当時主任警部であった鈴木公一(92)が存命で、彼は今でも、不良集団の立川グループに犯人がいたのにと悔しく思っている。鈴木の若い頃をドラマでは石黒賢が演じる。
   事件後、闇に消えた2人がいる。1人は当時話題になった父親が白バイ隊員で、19歳で服毒自殺した少年。彼の事を立川グループの近くにいた女は「絶対自殺するような子じゃない」と断言する。もう1人は立川グループの兄貴分だった福生のバー「あんず」のマスターF氏で、彼はその後謎の大金持ちになってマニラに行った。つまり、このドキュメントの骨子はやっぱりこの2人が怪しいという。
   後にスター刑事の平塚八兵衛が投入されて単独犯説を唱え、捜査したが時効成立。新証言として府中刑務所の監視塔から事件の一部始終を目撃していた刑務官(70)の話。少年の搬送に来た救急隊員(87)の話。筆者が面白かったのは、あれだけ世間を震撼させた事件なのに、近くの団地にカバーをかけて捨て置かれていた盗難車が、事件後4か月もシラミツブシ捜査を怠っていたために、見つからなかったこと。153点もの遺留品に安心して、「解決できる」と大勢の捜査員でチンタラやっていた当時の警察の怠慢が浮かび上がってきたことだ。大晦日の世田谷一家殺人事件もそうだが、この国の警察は、ドジが多い。遺留品が多いと高をくくるのだ。しっかりせよ。(放送2013年12月21日21時~)

(黄蘭)

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