山田満智子コーチ!?選手静かに見守るかたせ梨乃!フィギュア過酷な競技生活と家族の応援…気持ちいいハートフル物語
<スケート靴の約束~名古屋女子フィギュア物語~>(テレビ東京系、テレビ愛知制作)

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   週末に全日本フィギュアスケート選手権大会で、大盛り上がりになったばかりのフィギュア界に題材をとったタイムリーなドラマである。食堂を経営する水元耕一(別所哲也)の妻・さとみ(安田成美)は、元フィギュア選手だったが今は主婦である。才能があった姉娘の葉子は自転車で事故に遭い目が不自由になって挫折、次女で9歳の紗綾(本田望結)は母親の反対を押し切ってリンクに通い始め、あっという間に才能を開花させる。脚本(鎌田敏夫)がいい。
   本田望結は達者なチビタレントだが、趣味で習っているスケートも玄人裸足で、吹き替えなしでジャンプもスピンも軽々とこなす。スケート王国の山田満智子コーチを髣髴とさせる竹井コーチ(かたせ梨乃)が、紗綾にフィギュアスケートを続けさせるか否かで家族全員が悩みぬく場面で、「才能ある子の才能を伸ばす」観点から、穏やかに傍で見守る姿が素敵だ。山田コーチはおっかないが。
   フィギュアスケートは今回の選手権大会でも数々のドラマを生んだように、わが子には習わせたくないと思う過酷なスポーツだ。チラッと合宿トレーニングのコーチ役で登場した伊藤みどりや浅田舞のように、スター選手だった人でも引退後は一握りしか脚光を浴びていられない。それでもゴマンといる浅田真央の後続部隊たちの、継続か否かの悩みと、家族全員の思いやりや応援が気持ちよく描かれたクリスマスに相応しいハートフルな物語である。(放送2013年12月25日21時~)

(黄蘭)

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