2018年 7月 20日 (金)

もったいない!松本潤の魅力ちっとも生きてない月9ドラマ…鼻白む雑な脚本・演出と石原さとみ

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   松本潤にとって3度目となる月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系月曜よる9時)がスタートした。原作は水城せとなの「月刊フラワーズ」(小学館)に連載中の同名漫画だ。松潤ドラマが決定して累計発行部数120万部が200万部を突破する人気ぶりだという。

喜んでもらえるはずのチョコレートを拒否され一念発起!パリで修業6年

   高校1年の時に1年先輩の沙絵子(石原さとみ)に一目惚れした爽太(松本潤)だったが、モテモテ女子の沙絵子が男をとっかえひっかえするのを指をくわえて見ているしかない片思いで終わった。

   しかし、思いは断ち切れない。彼氏と別れた沙絵子にアタックし、ついに交際OKをもらい、バレンタインデーの前日、爽太は精魂込めたチョコレートをプレゼントした。ところが、チョコ大好きなはずなのに、沙絵子は受け取りを拒否する。彼とよりを戻していて、爽太とは付き合っているつもりはなかったなかったというのだ。沙絵子とのたった1度の甘いキスですっかり彼氏気分で浮かれていた爽太はがっくり。「二股でいいから」と泣きついても受け入れてもらえない。

   「いつか見返してやる」とパリの「ラトゥリエ・ド・ボネール」を訪れる。ここは、紗絵子が毎日食べたいというほどお気に入りのチョコレート専門店だ。爽太はここで腕を磨いて6年後に帰国。一流の技術を身につけたショコラティエとして舞い戻る。その姿をテレビで見た沙絵子は爽太と再会、とびきりの笑顔であるお願いをする――。

マツジュンの高校1年生…まんまじゃ、やっぱりキツイ

   月9で王道のラブストーリーである。一目惚れ、片思い、あきらめきれずに思い悩む男に、モテ男の松潤が挑戦している。恋は盲目、理屈じゃないという主張だが、こんなにメロメロになるほど沙絵子っていい女か、とまず疑問が浮かぶ。石原はそこまで魅力を感じさせる演技になっていない。無駄な恋であることをこんこんと説いて聞かせる爽太の同僚の薫子(水川あさみ)の方こそ説得力がある。

   なれ初めを描く場面で、松潤が高校生に扮していたのにギョッ。御年30歳の松潤にはかなりキツイ。ヘアースタイルや眼鏡などの小道具でそれらしく見せられるだろうに、何の工夫もなし。そのため、6年間の修行の後に帰国した時も、高校時代からいっさい変化のない風貌なので、大いに鼻白む。これでは全く成長がないように見えてしまう。

   随所に盛り込まれた爽太の妄想はどれもユニークで面白いのに、現実の爽太は極めて常識的な発想、行動しかせず魅力に乏しい。ラブコメディーならもっと突きぬけた展開を見せてほしい。脚本と演出がへたくそなのだ。

   ファンの反対でラブシーンが消えたという噂だったが、なかなかどうして、濃厚なキスシーンなどてんこ盛り。セフレ役の水原希子と混浴やベッドシーンもあるらしい。期待大だ。初回視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とやや低調。15%超えするにはもうひと工夫必要だろう。松潤には恋愛ドラマが一番似合うのだから。

知央

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