安直さ丸見え!関ジャニ大倉忠義の起用でいっちょ上がり!?瀕死のけが人を前にあれこれ悩む間抜け医者
<Dr.DMAT 第1回>(TBS系)

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   ジャニーズの青年を主役に据えればいっちょ上がりとする作り手の安易さが丸見えの出来損ないドラマ。外来診療にしか出ないという冷めた有栖川総合病院、内科医の八雲響(大倉忠義)は、かつて妹を寝たきり病人にしてしまった悔悟から、何事にも覇気がなく、怠惰に日々を過ごしていた。そんな彼を伊勢崎院長(国村隼)がDMAT(災害派遣医療チーム)の一員に加わるように命令する。
   高速道路で大事故が起こり、八雲も派遣される。そこでは、東京消防庁ハイパーレスキュー隊の優秀な隊長・桜庭周作(石黒賢)がテキパキと采配を振るっていて、八雲にも患者の選択などで厳しく注文をつける。つまり、レスキュー隊員は医者ではないのである。
   何が出来損ないと言って、事故車の中で人事不省になっていた2人の患者を可及的速やかに助けなければならないのに、どちらの患者を先にするかで八雲がえんえんと脂汗をかいて悩むシーンが出てくる。一秒一刻を争うのに、大倉のドアップの顔ばかり映して、「どうしようか、こうしようか」と逡巡するシーンは、関ジャニフアンの女の子に彼の顔を見せるためとしか考えられず、見ているこっちは、「アホ、悩んでいる暇にトットと患者の手当てをせんかい!」と突っ込みたくなる間抜けぶりなのであった。
   地方の建設途中のトンネルを使ってロケ撮影をしたそうであるが、肝心の人間の演出がなっていない金食い無駄遣いの失敗ドラマだ。(放送2014年1月9日21時~)

(黄蘭)

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