向井理&綾野剛「二枚看板」が泣く隙だらけ演出!銃撃戦ドンパチの向こうから丸腰ノンヘル隊長さんのんびり登場
<S-最後の警官 第1回>(TBS系)

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   筆者が高視聴率を取ると事前に予言した通り、18.9%もとったのは、今が旬の向井理と綾野剛の人気者2本立て主演だから当然である。だからといって、このドラマが傑作だとは思わない。確かにいきなり市街地で、やくざのドンパチが始まり、就中、ヘルメットも被らない街のお巡りさんである神御蔵一號(向井理)が、弾丸の飛んでくる銃撃戦の真下に、倒れた同僚を助けに行って、弾丸雨あられに耐える構図はド派手で鬼面人を驚かす出だしではあったが。
   だから、劇画世代は大喜びだろうが、ちょっと待て。よく見ると隙だらけの演出なのである。アメリカではあるまいし、日本の都会でこんな銃撃戦が始まったら、それこそ蟻一匹通れないほどの規制線が何百メートルもの外側に張られるはずであるが、ほとんど丸腰でヘルメットも被っていないNPS(警察庁特殊急襲捜査班)隊長の香椎秀樹(大森南朋)が、のんびりと機動隊の後ろに登場したりする。
   また、街のお巡りさんの一號が元プロボクサーだったという設定もお笑いで、向井は背は高いがひょろひょろ体型で、とてもボクシングの修行をやったガタイには見えない。蘇我伊織(綾野剛)がSATの狙撃の名手となっているのだけが、むっつりして俯き加減の綾野の役として納得がいく。2回以後、犯人を決して殺さないを理念とするNPSに入った神御蔵が、凶悪な犯人を前にしてどこまで殺さずに済ませられるか、見てのお楽しみだ。脚本・古家和尚。(放送2014年1月12日20時54分~)

(黄蘭)

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