2024年 4月 26日 (金)

<ジャッジ>
「ホワイト家族」ディレクターが楽しんで作った「広告賞」舞台裏!ドジな現通マン・妻夫木聡に無茶な業務命令

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(C)2014「ジャッジ!」製作委員会
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   ソフトバンクの「ホワイト家族」シリーズなど数々のヒットCMに携わってきたクリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光とカンヌ国際広告祭で受賞歴のある映画監督・永井聡が、広告業界の裏側をコミカルに描いたコメディ映画だ。妻夫木聡、北川景子、豊川悦司、リリーフランキーなどの競演にも注目が集まっている。

国際的な広告祭で「ちくわのCMに受賞させろ」

   広告代理店・現通で働く太田喜一郎(妻夫木聡)は仕事への情熱は人一倍だが、失敗ばかりしている。お人よしな性格が災いし、「無茶と書いてチャンスと読め」が口癖の上司・大滝一郎(豊川悦司)から無理難題ばかり押し付けられる。世界一のCMを決める祭典、サンタモニカ国際広告祭へ大滝の代わりに審査員として参加したのも、そんな無茶な仕事の一つであった。

   ギャンブル狂いだが、仕事のできる同僚・光(北川景子)を同じ苗字ということで妻として同伴させ、リストラ部屋に追いやられている鏡さん(リリー・フランキー)に審査に使える英会話を伝授してもらって、張り切ってサンタモニカに出掛けた。

   代理審査員が仕事と思っていたが、実際は大滝から自社のクライアントのちくわのCMを入賞させろと命じられる。入賞させなければクビだという。各国の審査員が自分のCMを入賞させようと根回しをしているなか、太田はちくわのCMがどうしてもいいとは思えず、アピールすることができずにいた。見かねた光に手助けされているうちに2人の距離も次第に縮まっていく。

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