物議屋・野島伸司にんまりか?鬼面人を驚かす安直手口で「子どもいじめ物語」騒動
<明日、ママがいない 第1回」>(日本テレビ系)

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   また、野島伸司がやった。彼が脚本を書いているのではないが、監修だから当然、彼の意図が絡んでいるのは確かだ。大昔、「高校教師」というドラマで、教室内での性交を描いて大騒動になった。彼はトップ脚本家のように言われてきたが、筆者は彼を評価してない。エキセントリックな設定や人物で話題を起こす物議屋である。
   今回は施設に預けられた子供たちの描き方が酷すぎると問題になっている。ボス格のポスト(赤ちゃんポストに捨てられていたからこの綽名)(芦田愛菜)は9歳のガキなのに醒めていて、新入りの真希(鈴木梨央)に母親なんか迎えに来ないと冷や水を浴びせる。施設長の佐々木(三上博史)は「お前らは犬と同じ」と突き放す。予想されたように児童養護施設などから猛反発が起きている。
   局は話題になってにんまりだが、BPOに訴えられたら放送し続けられるかどうか。筆者の考えはPTA的ではない。この種の内容は難病ものドラマと同じで、鬼面人を驚かす過激な設定で視聴者を引き付ける安易な手である。細やかに普通の人々を描くのは至難の業なので、激しい差別や穏やかに育っている子供にはありえない超過激な行動や発言で場面を繋ごうとする禁じ手使いなのである。局は「子供たちの視点から『愛情とは何か』を描く趣旨のもと、子供たちを愛する思いも真摯に描いていきたい」といっているが、綺麗事だ!第1回を見た限りでは子いじめ物語だと断罪出来る内容である。(放送2014年1月15日22時~)

(黄蘭)

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