泉ピン子「口喧しいオバハン」品がなくてぴったり!「殺さない現代版天誅」じゃ爽快感イマイチ
<天誅~闇の仕置人 第2回>(フジテレビ系)

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   大昔、他局が当てた「仕事人」の変型版であるナ。それに加えて、またまた他局で当てた過去と現代の主人公の時空を超えた入れ替わり。息子や嫁たちと仲が悪くて、豪邸にぽつんと1人で住み、楽しみはオカマバーでとぐろを巻くことだけの寂しい村田正子(泉ピン子)が、黒づくめのマントを着て、めっぽう敏捷な女の子・サナ(小野ゆり子)を連れて来て住まわせる。彼女は実は大昔の忍者である。
   オカマバーのオーナーであるミツ子(女名前だが実は男)の、離婚によって別れていた息子が、振り込め詐欺の受け子として、警察に張られているとも知らずにのこのこ金を取りに来る。騙されていたふりの老女と一緒に待ち構えていたミツ子は、久しぶりの息子がワル仲間にいることを知って衝撃を受ける。チャララー!
   そこでサナの出番だ。サナは正子に「契約!」と命じられれば「承知!」といって殺人でもするが、正子は「殺しちゃ駄目よ」と言って聞かせる。つまり、昔の天誅と違い、現代の道徳観念に縛られつつ天誅を加えるのだからややこしいし、爽快感もイマイチなのである。「おしん」以来、大スターになってしまって、身の程知らずに大店の奥様なんかを演じる時もあるピン子は、生来の品の無さが災いするが、この村田正子は口喧しいオバハン役でぴったりである。
   結局、ミツ子は背広姿の父親として息子を救う。まあ、「人情仕置人」とでも命名するか。小野ゆり子はあまり魅力的な忍者ではない。(放送2014年1月31日19時57分~)

(黄蘭)

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