これぞ「芸術の国」の成熟か!魅せたロシア・ソチ開会式―クラシック音楽、バレエダンス、大作曲家の見事なパフォーマンス
<ソチオリンピック『開会式』>(NHK総合)

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   過去何十年も冬季五輪の開会式を見てきたが、今回のソチ五輪が1番良かった。第1に選手入場を前にもってきたために、イベントが冗長にならず飽きなかったこと。選手たちを席に座らせて見せてあげたこと。第2に芸術の国ロシアの圧倒的なクラシック音楽、バレエダンス、綺羅星のごとき作曲家たちの作品楽曲が流されたこと。第3にAKB48のような素人ガキ軍団などとは全く無縁で、大人の出演者たちの成熟したパフォーマンスが見られたこと。
   中でも筆者が感心したのは3色の服を着た群衆が整列して、ロシア国旗の掲揚の時に、真上から見たらまるで旗がはためいているように人文字がゆらめいたパフォーマンス。アイデアがいい。五輪のワッカが1つ開かなかったのはご愛嬌で、選手入場の時の、その国の天空から見た地図のアイデアも北方四島は消されていたがよかった。先導するメタリックな服装の女性たちのデコレーションも目を楽しませた。ソロのソプラノ歌手と修道院の男性コーラスの歌唱力の高いことにも満足。難を言えば、ソチ五輪というよりは大国ロシアの大宣伝五輪だったこと。東京五輪が心配になってきた。
   毎度NHKの中継アナが喋り過ぎていい音楽の歌唱時に音を被せて頭に来ていたが、今回の阿部渉と廣瀬智美は節度があってよかった。ドン小西も触れていたが、日本選手のユニホームは地味すぎ。地面が白で上着も白では目立たない。デザイナーはいないのか全く。(放送2014年2月8日1時~)

(黄蘭)

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