34歳「初めてのお見合い」見事に惨敗!遅れた挙句に口滑らせて「休日は家で仕事しながら酒飲み」

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   先日、人生初体験をやってみた。4歳ぐらいの子供の「はじめてのおつかい」ならぬ、34歳の大人子供の「はじめてのお見合い」。10分前に駅につけば待ち合わせ場所まで時間通りに行けるだろうと、最初から上から目線の私。ところが、東京砂漠は甘くなかった。あまり土地勘のない場所で、地下鉄の地上出口に出たとたん、どこにいるのかまったくわからなくなったのだ。

   焦ってスマホで現在地を確認するものの、目的地までの行き方がわからない。近くにいる人に尋ねてもよく分からない、とりあえず、ここで先方に迷ってしまい遅れてしまうという連絡だけは入れておく。そして、ようやく大きな駅に到着したので駅員さんに尋ねることに。

「ちょっと待ってね~、どこだったっけね、その場所…」

   おじいちゃんが一生懸命調べてくれるけど、すぐに答えが出てこない。気持ちは焦ってばかりで、無関係の親切な駅員さんに対してまでイライラ。なんとか場所がわかると、駅員さんにお礼を言いダッシュ。遅刻は厳禁と分かっているつもりなのに、こうしてまた遅刻を重ねてしまった。しかも見合いという重要な時にやらかした。

「非常に明るいお嬢さんだったんですが、今回は見送りで」だってさ…

   お相手を15分も待たせて到着。髪は乱れ、寒い中走って顔は真っ赤、ゼーゼー息をしながら、「○○さんですか。はじめまして」と挨拶をする。恋愛リアリティーショー番組だと、デートの待ち合わせに遅れて、走り込んできたシーンは可愛い女性に映るはずだ、な~んて考えて「テへッ」と頭をペコリと下げようかと思ったけれど、そんなコトはもうできない年齢と気が付いて、とにかく詫びを入れる。お相手は優しく「走って雪道の中、大丈夫でしたか」と応対してくれた。あっ、この人、いい人かもとコロっと気持ちが揺らぐ。

   「ゴ~~~ン」というゴングが頭の中で鳴って、初対面の男女が探りトーク開始である。3時間余り私はとにかく会話を続けることに必死だった。仕事内容、休日の過ごし方、趣味についてあれこれ話をしていると、うっかり世捨て人暮らしについて口を滑らせてしまった。

「家で飲みながら仕事したりするんです」

   あっ、相手の顔色がみるみる曇っていく。そして結果は…、惨敗。「非常に明るいお嬢さんだったんですが、今回は見送りで」と言われてしまった。自分がどれだけ自堕落で自惚れ女だったのか、わかったつもりだったのに。

モジョっこ

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