2018年 9月 25日 (火)

大阪府「教育現場改革」やり過ぎか?もっとやれか?「学力差別化」「教師の点数評価の徹底」…

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   3年前に滋賀県大津市で起きたイジメ自殺事件では、教師や学校は何をしているのかと批判の声が上がった。キャスターの国谷裕子は「イジメや校内暴力は後を絶ちません。この連鎖をどう食い止めるのか、その成果が求められています」という。

   松井府知事の意向を受けた中原徹・府教育長が主導する形で、大阪府では矢継ぎ早の改革が進んでいる。イジメ対応マニュアルを作成して明確な規律を学校内に求めたり、教員の指導力を上げるために教師の点数評価制を徹底したりした。

   なかでも力を入れているのが、学校現場の現実に即した新たな公平性の導入である。中原教育長は優秀な成績のクラスを訪れ、「君たちは将来、エリートになる素質がある。その分、余裕もあるはず。それを違った形で貢献して欲しい」と語った。一方で、学校の授業についていけない生徒たちの実学重視のエンパワーメントスクール制度も導入した。

   教育現場改革の進行状況を年度末に教師から校長、校長から教育委員会に伝えるシステムも実施している。教師からは「とても息苦しさを感じます」という声も出る。教育現場や地域では「学校の序列化が進む」「差別的だ」などの異論が上がっている。

府内箕面市の教育委員会はメンバーに4人の母親

   神戸大の山下晃一准教授は「子どもに寄り添った教育を行うべきだといいます。?専門家は改革には功罪があるとしていますが、これまでの教育に対する大人たちの無責任体質は改善すべきなのです」と話す。

   大阪府とは違う形で教育改革に取り組んでいるのは大阪府箕面市の教育員会だ。教育委員のメンバーには4人の母親が含まれている。そのうちの1人は「以前にイジメッ子と呼ばれていた子供が、今は何をしてるのか。その見守りが大事なのでは」と語る。

   国谷「倉田哲郎・箕面市長は今の自分は今の有権者に選ばれた結果ですが、教育は将来の人材を作る作業で、今の作業はおろそかにできませんと語っています」

   画一的な学校教育と事なかれ主義の教師が多すぎることはやはり問題だろう。

ナオジン

NHKクローズアップ現代(2014年3月3日放送「教育現場の『閉鎖性』を変える?~大阪・教育改革の波紋~」)

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