アインシュタイン好物だった新橋の老舗佃煮屋「玉木屋」細切昆布-手紙にも「美味しい」

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   1922年にアインシュタインが来日した際、日光の金谷ホテルの便せんに書いた手紙など約20点が慶応大学で公開されている。手紙からは、アインシュタインは大変な日本びいきで、昆布が大好きだったことがわかるという。

滞在した日光「金谷ホテル」の便せんにびっしり

   手紙は九州帝国大学の三宅速教授に宛てたもので、アインシュタインはフランス・マルセイユから神戸行きの船の中で体調を崩し、乗り合わせていた医師の三宅教授が治療した。2人の親交は以来続いた。

相対性理論で愛を語る

   43日間の船旅の途中でノーベル賞受賞の知らせが入ったため、日本でも大騒ぎとなった。各地で行った講演はどこも満員で、アインシュタイン夫妻は大いに日本を満喫したらしい。日本人の印象を「明るく屈託がない」「ユーモアの感覚に富んでいる」「優しい心」「微笑み・お辞儀・正座」などのことばで表現している。

   そして、日本食で好きなものは天ぷらと昆布だった。昆布は東京・新橋にいまもある創業231年の老舗佃煮店「玉木屋」の細切昆布で、店頭には「アインシュタインのお気に入り!」という表示がある。とくにエルザ夫人がお気に入りで、お土産にもって帰ったという。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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