2018年 7月 19日 (木)

米倉涼子の家政婦まだまだ修行が足らん!市原悦子超えるブス役の笑い徹底したら面白かった
<テレビ朝日開局55周年記念 ドラマスペシャル 家政婦は見た!>(テレビ朝日系)

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   とにかく勢いに乗っているテレ朝は鼻息が荒い。あの、市原悦子で大当たりした家政婦の覗きドラマを、今度は数字をもっている米倉涼子にやらせるとは、あざといというか抜け目がないというか。まんまと17.4%という高視聴率を稼ぎだした。脚本・竹山洋。
   美貌のために男運が悪く、素顔をカツラとソバカスとデカ眼鏡で隠したブス姿で家政婦として働く沢口信子(米倉涼子)は、美容整形のクリニックを経営する金持ちの上原秀光(伊東四朗)の家に雇われる。複雑な家庭で、秀光の隠し子といわれる朱実(北乃きい)、先妻の子たち、秘書か執事か長年仕えでいる山尾(橋爪功)ら、欲の皮が突っ張っている親族たちの思惑に振り回される。
   朱実が秀光の実子ではないと結果が出ると、彼は孫みたいな彼女と結婚するといいだし、そのうち、朱実が何者かに誘拐されてしまう。どたばた、はちゃめちゃと、事件が続き…。家政婦会の描き方は市原悦子の時の方がずっと笑えたし、終りの方で、朱実の狂言誘拐に信子が「家政婦の仕事に誇りを持っている」的なマジな発言をする所があって、急にシリアス調になって違和感があった。
   もっと徹底的にカリカチュアライズした方がよかった。それでも、当たりにあたっている米倉は、気持ちよさそうにブス役を演じ、扮装を解いた時の美しさで男性視聴者を喜ばせたはず。ひねた脇役の松下由紀や尾美としのり、佐野史郎ら、芸達者たちが豪華だ。(放送2014年3月2日21時~)

(黄蘭)

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