チャットにも居場所なかった竹井聖寿「無視しないでくれ」…悪行自慢に仲間ドン引き

印刷

   千葉県柏市の連続殺傷事件で逮捕された竹井聖寿容疑者(24)は、インターネットを通じたチャット仲間に「酒鬼薔薇聖斗に憧れ、宅間守元死刑囚を尊敬している」と話していたことが分かった。また、取り調べで竹井は「バスジャックして人質を取り、空港にバスごと乗り付けて東京スカイツリーに突っ込んで社会に報復してやる」と話しているという。

覚醒剤の注射器やハムスター焼き殺す映像公開

   特異な竹井の性格が徐々に明らかになっているが、毎朝必ず決まった時間に近くのコンビニを訪れ、決まって弁当とスナック菓子、タバコ、ワインを購入していたという。それを自宅で食べながらだろう、ほぼ毎日インターネットを通じてチャットをしていた。

「社会に復讐」おかしい

   チャットはマイク付きのヘッドホンをかけ、インターネットで複数の仲間と同時に会話ができる仕組みだが、竹井のハンドルネームは「JoAKU 除悪」だった。竹井はチャット仲間の女性に犯行の30分後に連絡を取っていた。女性は「『あす(4日)でいいから会おう』みたいな話をしてきた」という。しかし、女性が指定された時間と場所に行くと、「また連絡が来て、『遊べなくなった』とキョド(挙動不審)ったように言っていた」と話す。犯行の翌日である。

   竹井の交友関係は唯一チャット仲間たちだったようで、そこでの竹井はこんな様子だったという。「『覚醒剤をやっている』といって注射器などをネット上で見せていた」「隣人のドアの鍵穴に接着剤をつめ何人もの人を引越しさせようとした」「神戸の連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗に憧れている。大阪で児童数人を殺傷した宅間守元死刑囚を尊敬していると話していた」「ハムスターをペットショップで買ってきて、ライター用のオイルで焼いた映像を公開していた」「とにかく自己主張の激しさは並じゃない感じがした」「基本的に居場所がなくて、ものすごくコンプレックスが強い。省かれることに対して敏感だった。(チャットに)入れてくれとか、無視しないでくれとか」

涙浮かべて「後悔している」。被害者には謝罪なし

   バーチャルな世界での話だけに、どこまでが本当か分からないが、神奈川県警の元刑事の小川泰平氏は「問題はバランス。ちょっとチャットの比率が大きいし、過激な内容も書いているなと感じる」と話す。毎日新聞論説委員の与良正男は「『社会に復讐してやる』いう心理って何なんですかね。最近は『誰でもよかった』とか多いですが、社会に復讐したいといえば許されるみたいな言い訳は、マスコミが用意したんではないかという感じがずっとしているんです」という。

   柏署の捜査本部によると、竹井は目に涙を浮かべ、「後悔しています」と言ったりするが、刺殺した被害者への謝罪の言葉は口にしないという。小川は「警察では本人が言いたいことをすべて言わせて、冷静になった段階で犯行に走った動機、その背景、さらに計画性について、一つひとつ究明していくことになるでしょう」と話している。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中