<「S―最後の警官―」>(TBS系)
続きは映画で見ろってか!?最終回間際に新垣結衣ガッキー投入のあざとい計算

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   特殊急襲部隊「SAT」、特殊捜査係「SIT」に続く、新たな特殊部隊、警察庁特殊急襲捜査班「NPS」の登場である。SATの機動力とSITの捜査力を併せ持つ警察庁直轄部隊で、彼らの任務は犯人を生かしたまま確保すること。『ビッグコミック』連載中の人気漫画「S―最後の警官―」をドラマ化した。向井理が猪突猛進のNPS隊員・神御蔵一號(かみくらいちご)を演じている。元ボクサーだったが、引退して警察官になったという異色の経歴を持つ。ボクシング仕込みのパンチを武器に素手で相手を制する。一號と対照的な、冷静沈着なSATのスナイパー蘇我伊織(そがいおり)を綾野剛が演じている。2人のイケメンをはじめ、男だらけの汗臭いドラマだ。

土屋アンナ、吹石一恵じゃ女性陣さみしいと思って見ていたら…

   そんな男臭いドラマで、貴重な女性出演者の1人が土屋アンナなのだが、科学警察研究所の研究主任で警察庁で知らないものはいないといわれる切れ者というのだが、土屋アンナでは逆立ちしてもそう見えない。一號の幼馴染みで兄妹同然に育ってきた棟方ゆづるを演じる吹石一恵もヒロインという感じではないし、なんだか地味だなあと思っていたら、最終回を目前にした9話に、ガッキーこと新垣結衣が腕の立つスナイパー林イルマ役で登場し、画面がにわかに華やかになった。

   もう1人忘れてならないのが、オダギリジョーの国際テロリスト正木圭吾である。得体の知れない不気味さ、時折見せる狂気、まさに新境地開拓といったところで、オダギリの悪役はこのドラマの最大の収穫だ。

   それにしても、もう終わるというころになってガッキー投入ってどういう意図なのか。放送前から映画化が決まっているのもおかしな話だ。泣いても笑ってもあと1回。最終回なのに中途半端に終わり、「続きは映画館で!」なんてことではないですよねえ。(日曜よる9時~)

(くろうさぎ)

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