2021年 1月 17日 (日)

官製ベア「中小企業」「非正規雇用」蚊帳の外…大手自動車下請けの賃上げ10社に1社

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賃金上がらず物価・消費税は上がる!流通業界「パート従業員」家計直撃

   これが非正規社員となると、さらに状況は厳しい。全国に240店舗を展開するスーパーの「ライフ」は、従業員約3万人のうち75%がパートだ。1年半前、ほとんどのパート社員が労組に加入した。労組は今年初めてパート社員の賃上げを要求した。要求は時給を毎年全員10円上げる(定期昇給制度の導入)というささやかなものだった。正社員の仕事をパートが肩代わりする割合も増えている。時給はトップクラスでも、平均より20円も低い。「みんな店を愛している。このままだといいパートが辞めてしまう」

   しかし、経営側の計算では10円アップは2億8446円になる。毎年3億円近い人件費増は大きい。交渉は3回に及んだが、定期昇給制度は認められなかった。ただ、交渉の最後で「パートさんの能力に見合った時給の改定は、会社としても望むところ」と話が動いた。新しい賃上げの仕組みを考えることになった。

   山田氏は「流通業では非正規が70%、80%を占めます。非正規収入が家計を支える割合も増えています。格差の是正で所得分配を公平にした方が消費も底上げされ活性化されるのですが…」という。

   思えばこの10年、低賃金でも何とかやってこられたのは、物価も下がったからだった。しかし、4月からは消費増税だ。賃上げの広がりが遅れたら、それこそ余計なお世話ということになる。

ヤンヤン

NHKクローズアップ現代(2014年3月13日放送「賃上げは広がるか?~検証・春闘2014~」)

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