マレーシア機「ブラックボックス回収」数年がかり?水深5000メートルの海底

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   どうやら消息を絶ったマレーシア航空機はオーストラリアの南西2500キロの海に墜落したらしいが、中国国内ではマレーシア政府と軍、マレーシア航空に対しての抗議活動が広がっている。マレーシア政府が情報を小出しにしていることに加え、「未だに漂流物も回収できず、墜落現場も特定できない段階で墜落・全員死亡と発表するのは冷たい」(司会の加藤浩次)からだ。

エアフランス機墜落事故では回収まで23か月

   イギリスのインマルサット社の衛星は早くからマレーシア機の航跡をつかんでいたのに、発表までになぜ時間がかかったのか。軍事アナリストの黒井文太郎氏はこう解説する。「衛星は同じ時間帯に飛行している複数の航空機からの信号をキャッチしています。これらの信号をふるいにかけ選別して、おそらくこの信号ではないかと判断できるまでには時間がかかります」

時間かかる

   阿部祐二リポーター「マレーシア航空機が消息を絶った時間帯には、同型機が6機飛行していたそうです。航空機の飛行方向や向きによって信号の周波数も変わるそうですが、マレーシア航空機と特定できるまでには相当な時間がかかると思われます」

   加藤「今後のポイントはどこでしょうか」

   元全日空機長で航空評論家の前根明氏が説明した。「墜落場所の特定とブラックボックスの回収が急がれますね。ブラックボックスは2つあり、1つにはコックピットボイスレコーダー、もう1つにはフライトレコーダーが搭載されています」

   阿部は「2009年に発生したエアフランスの墜落事故では、回収までに23か月かかりました。インド洋の海溝は深いところで水深5000メートルあります。この深さからの回収は相当な困難が予想されます」と話す。コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)「エアフランスの事故の時は、当初、墜落場所が不明だったが、フランス海軍が通常艦船、原子力潜水艦、航空機を総動員して捜索にあたった。それでも発見まで2年近くかかっているので、今回も同じように時間がかかるのではないでしょうかね」

   とにかく、コックピットで何があったのか。そこが知りたい。単なるハイジャックとも違うに見える。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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