羽生結弦「チャンピオンとして悔しい!」4回転転倒し3位スタート―五輪後初試合

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   まさかの転倒だった。きのう(2014年3月26日)から埼玉スーパーアリーナで始まったフィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラムで、ソチ五輪金メダリスト羽生結弦(19)が冒頭の4回転ジャンプで転んだ。その後の演技はジャンプも含めきっちり決めたが、得点は91・24点で3位からのスタートとなった。

金メダリストのプライドと重圧

   演技が終わって羽生は「悔しいですね。悔しいです。この位置(3位)にいるのが本当に許せない」と悔しがった。今シーズン、1度も失敗したことがなかった得意技だけに、ソチ五輪後の初めての試合で金メダリストとしての重圧があったのかも知れない。

心理的な負担

   大会前には「オリンピック・チャンピオンとしてチャンピンらしい演技ができるよう、強いスケーターを目指したい」と語っていた。インタビューではいつも落ち着いた受け答えで、とても19歳に見えない羽生だが、平常心を保つのは容易なことではないということだろう。

   キャスターのテリー伊藤「羽生選手にはプレッシャーもあったでしょうね。ゴールドメダリストのプライドと、それを守らなくちゃいけないという気持ちもあったのかもしれない」

安藤美姫「プレッシャー楽しんで!」

   生出演した元五輪フィギュアスケート選手の安藤美姫は「跳んだ瞬間に軸が前のめりになってしまった結果、転倒したという印象を受けました。動き全体は五輪の時よりよかったので、はじめの4回転だけですね」と技術的な評をしたあと、「ゴールドメダリストのプライドをプレッシャーと感じるか楽しむか、どちらかでしょうね。緊張をプラスにうまく楽しむ方向にもっていけたらいいんですが」

   どのスポーツもそうだが、それが一番難しい。

   この日、1位になったのはソチで5位だった町田樹(24)で98・21点、小塚崇彦(25)は85・54点で6位だった。町田はトップに立って、フリーでは追われる立場になる。注目点について安藤は、「小塚選手まではチャンスがありますが、海外にも強い選手がいます。緊張感の中でどういう演技ができるか、ということですね」と慎重な見方をしていた。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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