2024年 3月 28日 (木)

三浦友和のろけ初告白「妻・百恵」浮かれず落ち込まず傍にいてくれるありがたさ…ヘヘヘ、ご馳走様!

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   朗報である。袴田事件の再審が認められた。事件の詳細は省くが、3月27日(2014年)の『asahi.com』によると、<1966年に静岡県の一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で死刑が確定した元プロボクサー袴田巌(いわお)死刑囚(78)=東京拘置所在監=の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、再審開始を認める決定をした。村山裁判長は「捜査機関が重要な証拠を捏造(ねつぞう)した疑いがあり、犯人と認めるには合理的疑いが残る」と判断>したのだ。

   そのうえ、「拘置の続行は耐え難いほど正義に反する」と刑の執行停止(釈放)も決めたのである。これで間違いなく無罪になる。裁判官の中にも良質な人間はまだいたというのが嬉しい。

   事件発生から48年近くになり、死刑確定からも33年が過ぎている。一貫して無罪を主張してきた袴田死刑囚は精神を病んでいるとも伝えられているが、この決定をどういう思いで聞いたのであろうか。

「カラオケで自分の曲を歌ったりしてますよ。好きなのは『曼珠沙華』みたい」

   私には山口百恵に対するさほどの思い入れはないが、引退して長いのに未だにその人気は衰えず、大根役者とまでいわれていた夫・三浦友和が、この頃はいい味を出す俳優になってきたのも百恵のおかげだという声がある。

   『週刊文春』は妻・山口百恵の生誕55周年を「記念」して、三浦に「愛しい日常」を初告白させている。何ということもない話だが、普通の夫婦の幸せな日々が垣間見られるインタビューではある。いくつかピックアップしてみよう。

<プロポーズの後に、「私は仕事を辞めて、あなたのお嫁さんになる」と伝えられたわけですが、そのときは「そこまで考えてくれてるんだ」とありがたいことだと思っていました。それに加えて、「意外だな」と。その両方の思いがありました>
<三十代に入って仕事が減ったときは、建てた家を売らなきゃいけないな、というぐらいに追い詰められたことがありましたから、ローンで建てている家ですから、ローンを返せなくなったら終わりです。生活費に加えてローンはきついから、家を売って、またどこかに賃貸で、というふうになるかもしれないな、という時期はありました。
   妻にはそうしたことは一度も言ってない。でも(友和の思いは)感じていたと思います。少なくとも仕事がうまくいってないことは言わなくても分かっているし、関係なく居てくれる存在だからいいんです>

   最近、山口百恵の「赤いシリーズ」DVDマガジン(講談社刊)が発売されヒットしているが、こうした2人の共演ドラマを夫婦で見ることはないのかという問いには、<見ていないですね。送られてきて梱包されたままになっています。これに限らず、過去のものは一切見ない。誤解されると困るんですけど、見ないようにしてるんじゃなくて、別に見たくないんですよ。おそらく妻は未練がないんだと思います。それは夫婦で共通していて、昔のことに興味がない。過去を誇りには思っていても、それを懐かしむということはないんです>

   自宅は敷地内の別棟に友和の両親が住んでいる二世帯同居で、壮健な義父母は自炊自活だという。だが、百恵はたびたび食事を運んで行ったり、病院への送り迎えなどを率先してやっているという。

   そうしたことに対して友和は素直に「本当にありがたい」と述べてこう続けている。

<僕の食事も、もちろん朝から作ってくれます。(中略)妻は、朝の四時でも用意してくれますね。夜も今日は何時ぐらいに帰ると必ず連絡を入れますし、突然用事で外食する場合は、だいたい夕方までには連絡を入れています>
<妻は友達などから、もしリクエストあれば自分の歌も歌っています。(中略)一番好きなのは、アルバムの中の一曲なんですが、「曼珠沙華」という曲ですね>

   長い夫婦生活の中で百恵夫人に最も感謝してることはという問いには、<不平不満を言わずに一緒にずっといてくれることじゃないですか。仕事だって浮き沈みがあることだと全部わかっているし、良いとか悪いとかいちいち反応しない。良い時に浮かれない、悪い時に落ち込まないということをずっとできるのは、すごいと思うんです。とてもありがたいですよ>

   いやはやご馳走様でした。百恵が家で待っていてくれたらオレも早く帰るのに。今夜はどこの居酒屋で一杯ひっかけて帰ろうか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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