2024年 3月 29日 (金)

駆け込み騒動終って「負担増」の春がやって来た!エッ、これも値上げ!?

   5%から8%へ。17年ぶりに消費税率が引き上げられた。「モーニングバード!」は4月1日(2014年)午前0時の切り替え直前に、駆け込みでごった返す街の様子を追った。

   JR新宿駅のみどりの窓口では、午後11時クローズまであと1時間というのに定期券を買う客で大行列だ。学生が多いという。月末の給料日と重なり、親からの仕送りをギリギリまで待っていたのだろうか。並んでいたら間に合わないと券売機に走るが、操作に不慣れで買えない客もいた。

高速道路の割引廃止や社会保険給付削減

   東京・世田谷のガソリンスタンドにも車の長い列が続いた。消費増税に加えて地球温暖化税のダブル増税である。ガソリンの買い溜めはできないが、せめて満タンにというわけだ。このガソリンスタンドでは、午前0時きっかりに価格表示を張替え、レギュラーガソリンが1リットル当たり147円から158円になった。行列後尾にいた女性は「間に合いませんでした」と残念そう。このほか、スーパーやコンビニではスタッフが総出で値札の張替えにてんやわんやだった。

   大騒ぎだった駆け込み需要もこれで終わり、次にやってくるのが国民への負担増大が及ぼす経済減速である。司会の羽鳥慎一は「4月から減速していくのでしょうか?」と心配する。

   コメンテーターの岩上安身(ジャーナリスト)はこう話す。「消費税だけに目が行っているが、実はいろんなものが上がるんです。高速道路料金が平日の昼間や深夜はETC搭載車の場合、割り引きだったがなくなる。社会保険給付も削減されたりで重圧ですよ」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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