<ウラカタ>(日本テレビ系)
『有吉反省会』ディレクター「有吉さんはスタッフに心開かない人見知り」いくら番宣番組だからって身内で楽屋話じゃ鼻白む

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   就活生と業界関係者には面白いのかな。局のスタッフを出演させ、仕事に対するこだわりと信念を聞き、テレビの裏側を紹介する。番組ホームページでもうたっている通りの、「番宣番組」でした。出演者はアナウンサーの男女2人にスタッフ1人。女性のMCは新人アナウンサーの3人が週替わりで回している模様です。インタビュー練習も兼ねているのかもしれません。深夜だし、出ているのも自局の人間だから多少の失敗があっても大丈夫だし。ただ、なんだろうこのモヤモヤ感は…。

これがテレビに出てくる格好かね!「モジャモジャ頭に私服」

   この週は「有吉反省会」のディレクターだという上利竜太さんが登場した。テレビ局って本当に髪型自由なのねというのが第一印象である。くせ毛?パーマ?とにかくスーツよりは私服のほうがしっくりくるタイプです。インパクトのある髪型で、見終わった後に、髪型を超える強い印象に残るトークを期待したい。

   最初の話題は有吉反省会のキャスティングについてだった。ゲストはどこから探してくるのかという質問に、性格の悪いスタッフたちが地方局やラジオにもアンテナを張り、日々、人のあら探しに精を出しているんですという。まぁそうだよね。

   次は「有吉弘行」はどういうオトコか。なかなかスタッフに心を開かない人見知りなんだそうだ。上利さんも人見知りなので、楽屋では無言で向き合う時間も多い。「へぇー」ってところでしょうか。

作り手同士で自画自賛!好きになれない

   そして、話題は「上利竜太の生き方」へ。テレビだけが友達で、1Kのアパートにこもっていた学生時代に培った「人のあら探しをする能力」が今の仕事に生きている。誰も見てないような番組、演技の下手な人しか出てこない映画など、見てるのに見えていないものって確かにあるよね。

   自分のコアができた中学2年生の頃から、テレビは「居場所」。そのころは、「俺ならもっと面白くできるのに」と一人で突っ込んでいたことを、いまは具現化して世の中に送り出す。あまり「ビジネス」という感覚はない。楽しいことがビジネスに直結するというのはありがたいと話す。どことなく「セルフ情熱大陸」風と揶揄することもできるのだけれど、このパートが一番面白かった。

   テレビマンに限らず、青年期の過ごし方と仕事観を聞くと、なんとなく短時間でその人を理解できるのね。使おうっと。そんな上利さんが惹かれるのは、「嫌われ者の人の裏の顔、完璧な人の裏の顔」。足らない点も含めて愛おしい「ひと」をテレビから見せていきたいのだそうです。うん、いい話。

   しかし、こういう自局の番組なりスタッフなりを持ち上げる番組って、どうもなぁ。テレビマンに限った事じゃなく、作り手のこだわりや信念って、受け手が思ってるよりずっと大きくて深いものだと思うんですね。でも、それを作り手が自画自賛するのってどうなんでしょうか。この原稿を書いている今も、いいともフィナーレに向けての振り返りCMが頻繁に流れている。コンテンツだけで語るのが本当の「プロ」なんじゃないのかなぁ。(放送3月30日深夜1時20分)

(ばんぶぅ)

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