卓球Wツアー連覇「平野美宇・伊藤美誠13歳コンビ」賞金でみんなにプレゼント
卓球のワールドツアーで、ドイツとスペインのオープンを連覇した平野美宇・伊藤美誠の13歳コンビがきのう8日(2014年4月)帰国した。史上最年少の優勝コンビは、東京オリンピックでもまだ20歳と19歳という期待の星だ。
2人はそれぞれ世界ランク49位と63位だが、13歳にしてダブルスを9年も組んでいるというのに驚く。どこでも相手はみな首ひとつ背丈の違う大人だったが、試合運びは文句なく相手をリードしていた。
2連覇で約70万円に目丸くしてビックリ!
空港で2人は「(世界選手権に)出られたら、9年間組んできた経験を生かしてがんばる」と話した。3月30日のドイツオープンの賞金は51万円。それを聞いて目を丸くして驚く2人の写真があったのが、ご愛嬌だ。続いて4月6日のスペインオープンも制覇した。2大会の合計賞金は約70万円だった。
その使い道について、「コーチの方や友だち、家族にプレゼント」(平野)、「お世話になった方や美宇ちゃんに買ってあげたい」(伊藤)とまことささやかなのがかわいい。
阿部祐二レポーターが平野のコーチでお母さんの平野真理子さんに会いにいった。真理子さんは、「驚きでした。いつかは(優勝)という気持ちはありまし たが、正直こんな早い時期に達成するというか、連続ですからね」と喜ぶ。しかし、その先はさすがにコーチだ。
「一番よかったのは、本当に1球1球話し合いをしてること。お互いのよさを(知って)、そのボールを打ったら次はこうくると予測のもとで動いていました。2人でコミュニケーションをとりながら試合を進めていたのがすっごく印象的でした」
シングルでも準決勝進出のトップクラス
お母さんは静岡で卓球センターをやっている。1歳のよちよち歩きでラケットを持っている平野の映像があった。実は8歳の時に阿部と対決している。そのとき阿部が「どうだった、おじさん?」と聞くと、「へへへ、それなりに強かった」と答えている。これにはスタジオ中が爆笑となった。
伊藤の5歳の映像はもういっぱしのラケットさばきだ。10歳で全日本選手権で大学生に勝った。2人は5歳から一緒に練習しているのだという。
司会の加藤浩次「ダブルスはやっぱり息ですね」
森圭介アナ「2人が交互に打つので、シングルスよりむずかしいともいいます」
キャスターのテリー伊藤「個人でもいけるでしょ」
森「シングルスでも準決勝まで進んでます」
テリー「試合を見てたけど、最後の粘り強かったね」
加藤「13歳なんて、スナック菓子にジュース飲んでますよお」