周富徳さんのテレビ出演、仕掛けはテリー伊藤「とにかく話が面白くてアイデアマン」

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   「炎の料理人」と呼ばれ、テレビなどでも活躍した中華料理人の周富徳さんが亡くなった。先週火曜日の8日(2014年4月)、誤嚥性肺炎が原因で、71歳だった。そしてもう1人、「ラーメンの鬼」といわれた佐野実さんも死去。こちらは63歳。どちらもちょっと早すぎる。

『エビマヨ』の開発者!ライバルにも隠さず調理法公開

   周さんは優しい語り口と主婦でもできる手軽レシピを伝えて、料理番組からバラエティまでをこなした。「鉄人」と銘打って、料理人のガチンコ勝負をテレビに持ち込むきっかけを作った。1943年、横浜の中華街に生まれ、横浜や東京の中華料理店で料理長を務め、青山に「広東名菜 富徳」を出店した。テレビ出演を仕掛けたのは「スッキリ!!」のキャスター・テリー伊藤だった。

戦友です

   テリー「話が面白かったんですよ。それでテレビに出ていただけませんかとお願いしたら快諾してくれた。それがきっかけです。すごいなと思うのは、他の人も引っ張ってきて、中華対決やったりとかね。それから、エビのマヨネーズ和えってあるでしょ…」

   司会の加藤浩次「エビマヨ」

   テリー「そう、あれ開発したの周さんですけど、いろんな料理人に作り方を教えてる。この人、太っ腹だなぁと思いましたね。面白い人で、女の人が好きで、そんな話ばっかりしてましたよ。ボクにとっては戦友なんです。本当に残念」

   森圭介アナ「料理人の人がバラエティーに出るさきがけでしたね」

   テリー「周さんがいなかったら料理の鉄人なんてアイデアもなかった」

   加藤浩次「誤嚥性肺炎というのは、どういう症状なんですか」

   友利新(内科医)「飲み込む力が弱って、胃にいくものが肺に入ってしまって肺炎を起こすもので、もともと体調が悪かったのかもしれないですね」

   森「糖尿を患っていたということです」

ラーメンの佐野実氏、「鬼」はテレビ向けキャラ?

   もう1人の佐野さんは先週金曜日の11日(2014年4月)、多臓器不全で亡くなった。2月ころから体調を崩していたという。人気ラーメン店「支那そばや」の創業者で、バラエティー番組の企画でラーメン店開業を夢見る若者への厳しい指導ぶりが話題になった。自分の店でも「香水の強い人お断り」「携帯電話の店内使用禁止」などうるさかった。

   多くの若者を育てた。弟子の1人杉本康介さん(36)は「ラーメンへの情熱がすごくて、少しの妥協もしない。『バカヤロー』とかいわれるけど、すごい愛情のある人なんです。まだ63歳という若さで、残念です」という。

   テレビに出てくるイメージの半分はつくりものだからね。本物は案外やさしい鬼だったのかもしれない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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