2018年 7月 19日 (木)

尾野真千子「どつき女」似合うだろうなあ…関西弁で凄むド迫力楽しみ
<極悪がんぼ 第1回>(フジテレビ系)

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    脇役が一流揃い。フジの危機感が窺がえるリキの入れようである。小清水経営コンサルタントの所長はゴマ塩のオールバックでニコニコしているが、実はワルのフィクサー小清水元(小林薫)。ベテラン所員の金子千秋(三浦友和)は中年の金髪男で金しか信じない。元警視庁の刑事だったが裏切られて所員になった知性派の冬月啓(椎名桔平)、ヤメ検弁護士の豊臣嫌太郎は宮藤官九郎だ。
   ふざけた名前の金暮県(かねくれけん、と読むのかい?)で、借金のカタにいかがわしい風俗島に売られそうになった神崎薫(尾野真千子)が、小清水経営コンサルタントの連中にいいように転がされた挙句、そこの所員になるまでが第1回である。広島弁と思しき下品な訛りで喋る端正なルックスの三浦友和もおかしいが、濃い顔のワル連中の金を巡る丁々発止が面白くて抱腹絶倒である。
   普通ドラマは、金に困っている方から描くが、これは、あの手この手でブラックリストに載せられた貧乏人をさらにあこぎに追い立てるワルの側からも描かれていて、抜け道を指南する色々な手が示される。偽装結婚あり、計画破産あり、トイチどころか1晩で200万円儲ける荒業あり、悪徳警官も出て来るし、何でもアリの満艦飾。
   尾野真千子は「カーネーション」でも近所の悪ガキを怒鳴りつけるシーンがあったが、2回以降取り立て屋に変身したら、さぞや関西出身のどつき女のド迫力で、凄む姿が似合うだろうな。楽しみ。(放送2014年4月14日21時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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