チーズに虫歯予防効果!?酸化中和して再石灰化を促進―食後にかためを2~3口

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   「宮城キャラバン」の2日目は、まだ雪が残る蔵王連峰の麓の「蔵王酪農センター」からチーズをテーマにした放送だ。蔵王町は国産チーズで、終戦直後の1955年には早くもナチュラルチーズの工場が作られた。番組ではチーズをふんだんに使ったカレーやさまざまな料理が紹介されたが、意外だったのは「チーズをあるタイミングで食べると虫歯の防止にもなるんです」(中村慶子アナ)ということだった。チーズは虫歯予防の効果があるというのである。

世界保健機構も推奨

   世界保健機関(WHO)は虫歯の予防に「シュガーレスガム」と並んで「かためのチーズ」を推奨している。どういう予防効果があるのか。岩手歯科大学の稲葉大輔准教授は「チーズは虫歯を進める酸性を中和して元に戻す働きがあります」と説明する。

   食事をすると、歯垢の中の細菌が食べ物の糖分を分解して酸を出す。この酸が大量発生すると歯のエナメル質のミネラルを溶かして虫歯になるのだ。そのとき、チーズに含まれるミネラルが酸の動きを止める作用があると言う。

   さらに、稲葉准教授は「加えて、チーズには初期の虫歯を再石灰化(回復する)の働きもあるんです」という。普通の唾液とチーズを食べた唾液で再石灰化の差を比べると、普通の唾液に浸けたミネラル分は1日後には64%から68%の回復だが、チーズを食べた唾液では63%から75%までに回復していた。

   稲葉准教授「チーズはリン酸とカルシウムが豊富に入っているので、再石灰化のパワーを高めているんです。食後の10分程で2~3口、良く噛んで食べると効果が上がります」

   もちろん、チーズを食べた後に歯磨きは必要だ。

(磯G)

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