2018年 7月 23日 (月)

綾野剛で台なし!期待したチャンドラーなのに…なんじゃこれ!?ボソボソ声でセリフが聞こえん」
<ロング・グッドバイ 第1回 色男死す」(NHK総合)

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   あちらの名探偵ものに関してはいささか強うござんす筆者は、レイモンド・チャンドラーの翻案ドラマというので大いに期待して見たが、馬鹿め!折角連ドラ初主演の浅野忠信がハードボイルドの名探偵・増沢磐二に扮しているのに、なんだこりゃ。セリフの音拾いが酷く杜撰。色男の原田保(綾野剛)のエロキューションが悪いので、2人で呑んでいるシーンでは音量を上げないと何を言ってるんだか全く聞こえない。音を上げると今度は劇伴が大きくなり過ぎる。編集室のように静かじゃないぞ、テレビを見ているリビングは!
   戦後の日本に置き換えた。政治家・原田平蔵(柄本明)の娘で女優の志津香が殺され、彼女のヒモのような夫(綾野剛)に犯人の嫌疑がかけられる。増沢が血だらけで訪ねてきた保を横浜まで運んで逃がした後で、殺人事件がわかり、保が犯人で彼は台湾で自殺したと聞かされる。だが増沢は保に殺人など犯せるはずがないと思う。
   独特の映画的映像と戦後の猥雑な夜の街の暗い照明が雰囲気を盛り上げてはいるが、セリフが聞き取りにくいのは致命傷である。作り手の凝り性もいいが、ドラマはちゃんと聞こえてナンボだろう。綾野が近頃モテモテなのが筆者には理解できない。ノペーッとしていて美男子でもなく、発声が口の中にこもる。浅野はさすがに小声でもはっきり聞き取れるから、演出家はもっと指導するべきだろう。モノクロ時代の映画の様で作品に期待したのに残念の極みである。(放送2014年4月19日21時~)

(黄蘭)

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