2018年 9月 20日 (木)

様子いい小栗旬オカルト刑事に一見の価値!死者と対話する捜査官…なぜ頭に銃弾?先が楽しみ
<BORDER 第3回>(テレビ朝日系)

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   同じ時間の裏番組「MOZU」(TBS)の方が注目され、視聴率もいいようだが、内容ではこちらの方がずっと面白い。犯人から銃撃されて、頭に弾が入ったまま捜査官をやっているエリート刑事の石川安吾(小栗旬)は、ボーダーを彷徨ったお蔭で死者の亡霊と対話が出来る能力を持つに至った。今回は団地で殺された男の話。
   5年前に妻子を惨殺された時の未成年の犯人・西本が団地で死体になって見つかる。彼は顔を整形していた。団地の自治会の会長・藤崎(平田満)を事情聴取した石川は、彼に疑義を抱く。結局は藤崎が犯人なのだが、未成年者の重大犯罪に関して、加害者保護の理不尽に疑問をもっている人は現実社会にも多くいる。そのデリケートな内容と、被害者家族のその後の生き方など、微妙な問題をドラマ化した勇気と難しさが同居した物語で、なかなかのものである。
   小栗旬が時々襲われる頭痛の後に、他の人物には見えない死者の姿が見えるオカルト模様の刑事に扮し、コワモテの生真面目ぶりで格闘している。彼に寄り添う脇役がユニークで、裏社会の男(古田新太)やハッカーの凸凹コンビらが、孤独な石川を支えている。都合がよすぎだとも思えるが、今時の若者に受けるには、ネット達人は欠かせないのだろう。鑑識の男勝りの生意気女性(波瑠)とのやりとりは通俗的だが、スラリと姿のいい小栗の歩く姿だけでも一見の価値あり。彼が撃たれた原因の究明など、先が楽しみである。(放送2014年4月24日21時~)

(黄蘭)

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