もったいつけてんじゃないよ!事件展開せず堂々巡りにイライラ…西島秀俊・香川照之ダブル主演も印象ぐちゃぐちゃ
<MOZU season1~百舌の叫ぶ夜~ 第1回~第3回>(TBS系)

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   TBSとWOWOWで共同制作された3月末の月曜ゴールデン・2夜連続ドラマ「ダブルフェイス」の流れで第1回が放送されたので、主人公がぐちゃぐちゃになってややこしい。西島秀俊と香川照之がダブル主演で、この連ドラもご両人がダブル主演だ。そもそも西島秀俊が演じる公安の刑事・倉木尚武は、「ダブル」の時の潜入刑事と扮装がそっくりなので、「あれ?彼は殺されたんじゃなかったっけ?」と錯覚したくらいだ。髪形ぐらいは変えろよ。
   まあ、それは置いといて。妻も娘も死んでしまった孤独な刑事・倉木が、爆破事件の真相を追及して歩き回る展開だが、今の所、「出るぞ、出るぞ」と勿体つけているだけで、事件の核心も見えないし、「だるま」と称する気味の悪い似顔絵の犯人らしき男のこともさっぱりわからない。記憶喪失の殺し屋・新谷や、公安の刑事・美希(真木よう子)や、ワルの元締めらしい警備会社のボス・東(長谷川博己)らの曰くありげな人間が出たり出なかったりと堂々巡り。
   はっきり言って「もったいつけてんじゃねえ」と怒鳴りたくなるイジイジする展開に、見るのを止めようかと思うほどイラつく。折角、逢坂剛の原作なのに勿体ない。西島と香川の2人に主演させておけば数字は取れると作り手が高をくくっているが、その手には乗らない。今期は警察ものの膨大な連ドラが企画不足で、どれもこれも警察内部の対立や陰謀にシフトしていて、見る前からウンザリだ。(放送2014年4月24日21時~)

(黄蘭)

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