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ASKAクスリ漬け!韓国コンサート失敗がキッカケ?巨額の損害と事務所倒産

   「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)が覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕され、CHAGEも「事の重大性をまだよく把握できていないんです。自分も整理がつかないが、メンバーとして深くお詫び申し上げます」と困惑している。ASKAは容疑を否認しているが、ヤク漬けは知る人ぞ知るところであったようだ。

チケットまったく売れず中止…歌手として自信喪失

   TBS芸能部の稲垣吉昭記者は「昨年(2013年)、週刊文春でASAKAの覚醒剤疑惑が報じられて以来、その疑いは広がり始めました。芸能界のいろいろな人たちがさまざまなアドバイスをしていましたが、本人はキッパリと否定していたため、一時は騒ぎが収まるかのように見えました。しかし、いま思えば、この頃から常用は始まっていたのでしょう」と語る。

   井上貴博アナ「この疑惑騒動では、レコード会社が契約を打ち切るという話も出たそうですが…」

   稲垣「そういう話はあったようです。でも、騒動も鎮静化したので、打ち切りの話もいつのまにか立ち消えになったようです。今後、その問題は再浮上してくるでしょう」

   けさ19日(2014年5月)の「あさチャン!」はほとんどこの話題ばかりで、「スポーツニッポン」紙の阿部公輔デスクが登場して解説を続ける。「覚醒剤常用は2000年頃から始まったと見られています。この年、CHAGE and ASKAは韓国でコンサートを企画していましたが、チケットが売れず公演は中止になります。CHAGE and ASKAは莫大な損害を被り、所属事務所はそのために倒産しました。このプレッシャーから逃れるために覚醒剤に手を出したと見られています」

警察・病院関係者しか入手できない覚醒剤検査キットも所持

   番組後半では厚生労働省元麻薬取締官の浦上厚氏が登場した。

   井上「家宅捜査で自宅から90錠の合成麻薬MDMAが押収されていますが、この量をどう思われますか」

   浦上「かなり多いと思います。通常はMDMAでも覚醒剤でも、押収されるのは数錠から10数錠程度。長年に及ぶ常用が感じられます」

   ASKAが留置されている東京湾岸署前には奥平邦彦リポーターがいた。「自宅の家宅捜査では、書斎から尿中覚醒剤検査キットも押収されています」

   井上「検査キットは市販されているものですか」

   浦上「市販されていません。警察とか病院の一部の関係者でないと手に入りません。自分が疑われると思い、おそらく暴力団関係者などから入手したのではないでしょうか」

   検査キットまで持っていたというのは、かなりの常習だったということなのだろう。