南海キャンディーズ山里亮太とオードリー若林正恭のコラボで、2012年4~6月に放送された「たりないふたり」の続編として、今年4月から「もっとたりないふたり」としてスタートした。
フリートークのような、ネタ番組のような、毎回変わる企画が面白い。日本テレビには同じ深夜番組で、千原ジュニアとケンドーコバヤシの「にけつッ!」もあるが、ただの立ち話のようなあちらより、こちらのほうが断然好み。
この日の放送では、現在37歳の山里と35歳の若林がそれぞれ自分が思い描く理想の40歳をみせるもので、山里は「スッキリ!」のMCとして朝の情報番組の顔として活躍している自分、若林は「情熱大陸」に出演し時の人となっている自分を演じた。ふたりともコンビでは台本を書く担当なので、ストーリーや構成もしっかり作り込み、芸として楽しめた。
ひとつ驚いたのは、この番組は日テレの汐留スタジオで収録しているが、そのチケットをなんと2000円で販売しているようなのである。詳細は番組のサイトに掲載されているが、番組収録を有料化するなど、かなり珍しいケースではないか。テレビ局によるニュービジネスと捉えるべきか、とうとうそんな小銭稼ぎするまで落ちぶれたかと見るべきか。一応、番組収録ではなく、ライブとなっているが、2000円払って見に行くお客がどれだけいるのか。気になる。(放送2014年5月17日1時58分~)
(白蘭)
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