2018年 7月 19日 (木)

「不明のマレーシア機、CIAの陰謀だ」アメリカ嫌いマハティール元首相ブログで自説

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   239人の乗客を乗せたまま消息を絶ったマレーシア航空機の情報がすっかり聞かれなくなって2か月、突然、アメリカCIA陰謀説が浮上してきた。「ニュースアップ!」コーナーで小松靖アナが取り上げたところによると、陰謀説を唱えているのはマレーシアの元首相で来日中のマハティール氏だ。自らのブログに「ボーイング社の機体には非常時にCIAなどが遠隔操作できる機能がある」としたうえで、次のような自説を展開している。

「ボーイング機には遠隔操縦できる機能がある」

「誰かが直接、もしくは遠隔操作で飛行機をコントロールしたため、機長が機体のコントロールを失ったということもあり得るのではないか。CIAのような情報機関がマレーシア機を遠隔操作できたことは間違いない」「これは普通の事故ではない。ブラックボックスの捜索は時間と金の無駄だ。情報は隠蔽されている」

   マハティールといえば、強力なリーダーシップで22年間もマレーシア首相として辣腕を振るい、アメリカ嫌いでも有名だ。「いつまでアメリカの言いなりになっているのか」と日本を批判したこともある。

元JAL機長「技術的には可能で特許も取得。実用化されたという話聞かない」

   では、本当に遠隔操作は可能なのかどうか。元日本航空のパイロット塚原利夫氏は「技術的には可能で、特許を取ったのは事実です。しかし、それが実用化されたかどうかの情報はありません」という。テロリストに旅客機がハイジャックされたときに、機体のコントロールを取り戻すために遠隔操作できるように考案されたらしい。

   飯田泰之(明治大政経学部准教授)「マレーシア機を墜落させたとして、ボーイング社とCIAに何の得があるのか。だいたい陰謀説がささやかれたときに、誰が得をするか考えると、根拠はないとわかってくるんですよ。マハティール元首相はマレーシアの経済発展を支えた名首相ですが、今回はちょっと違うのでは」

   諜報機関が素人に判断できるようなあからさまな損得勘定で秘密工作はしないだろう。といって、マハティールのCIA陰謀説もちょっとなあ…。

文   モンブラン
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