2018年 8月 17日 (金)

<ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦>
FIFA最下位「米領サモア代表」W杯にエントリー!オランダ人監督とアマチュア選手が夢見る初勝利

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(C)Next Goal Wins Limited.
(C)Next Goal Wins Limited.

   FIFAランキングというサッカー代表チームのレベルを表す査定がある。アメリカ領サモア代表チームは10年以上「最下位」に位置づけられてきた。全員がアマチュアなのだから無理もないが、最下位というレッテルは国の威信をかけて返上したい。タイトルの「0対31」は31点も入れられて負けた試合もあったということだ。サッカーで31! あり得ない…。しかし、アメリカサッカー連盟からやって来たオランダ人監督が就任し、チームに変化が生まれてくる。世界最弱チームがW杯予選にエントリーし、初勝利を目指すドキュメンタリーだ。

W杯ブラジル大会の前にぜひ一見!

   サッカーに限らず、スポーツの魅力のひとつとして、弱い者が強い者に挑むことで生まれるカタルシスがある。代表チーム同士の試合となると、国の威信や歴史を背負うのだから、クラブチーム同士の試合よりも人間味が強く出る。

   アメリカ領サモア代表チームも植民地支配時代の悲しみを背負い、どんなに大差で負けようが、何度でも立ち上がる。その姿はサッカーというスポーツが歴史の過去を肯定的に認め合える唯一の媒体であるかのように映る。まるでスポーツの勝利が人間の勝利であるかのように、彼らは肉体を謳歌しているようだ。

   サッカーというスポーツがどうして世界中で愛され、熱狂されるのかを克明に映していく。日本も出場するブラジルW杯を見る前にこのドキュメンタリーを体感すると、よりドラマティックに観戦できるだろう。

   スポーツには結果が付きまとうが、結果を超えたジャイアントキリングがあるということを教えてくれたアメリカ領サモア代表チームに乾杯!

丸輪太郎

おススメ度☆☆☆☆

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