今年は「異常冷夏」エルニーニョ発生!長梅雨、豪雨、農作物不作…5年前にも大被害

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   気象庁は夏の長期予報(6月~8月)を発表した。エルニーニョ現象の影響で冷夏だという。深海に住む10メートル超のダイオウイカが各地に現れたり、カツオの漁獲高が先日まで去年の9分の1の大不漁だったりと異変続きなのも、エルニーニョ現象の前兆で海水温が低いためと見られている。今年(2014年)はどんな夏になるのか。(5月23日放送)

かえって危ない熱中症

   いまから5年前の2009年、日本列島は異常気象の襲われた。日本海側を中心に、6月から8月までの3か月の日照時間が極端に少なく、米が育たず、人参やジャガイモなども不作、野菜類は軒並み高騰した。

   北日本から西日本まで大雨が続き、過去最多の雨量を各地で記録した。とくに九州北部地方の7月豪雨では死者35人、倒壊家屋382棟の災害に襲われた。

   エルニーニョ現象はどうして起きるのか。また日本列島にどう影響が出るのか。気象予報士の小林正寿さんが解説した。「ペルー沖の温かい海水は東風に押されて西のインドネシア沖まで移動するのが通常のルートです。しかし、エルニーニョ現象ではこの東風が弱く、温かい海水は太平洋上に留まります。いつもならインドネシア上空の水蒸気が日本の近くで高気圧になりますが、この高気圧がいつもより東に移動してしまうため、梅雨前線が留まって長梅雨になるし、台風も列島直撃で集中豪雨も多くなります」

   カツオの不漁どころじゃない。エルニーニョ現象からの冷夏は日本列島に深刻な影響を及ぼすと言うのだ。

   今からの注意点が2つあると言う。「夜に集中豪雨に襲われることに備えて、避難場所や避難経路を確認しておくこと。冷夏でも熱中症はあります。気温が低い日が続いて、急に気温が上がる日は体調を崩します。注意が必要です」(小林気象予報士)

磯G

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