ウクライナ内戦!親ロシア派は空港占拠、新大統領は空爆で応酬―ロシアも手を焼き出した武装集団

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   大統領選挙から一夜明けたウクライナ東部の空港で戦闘が激化している。親ロシア派の武装集団がきのう26日(2014年5月)、ドネツク国際空港を占拠したのに対して、ウクライナ政府軍が空爆に踏み切った。井上貴博アナは「双方が応酬し、戦闘は数時間続きました。ますます緊張が高まっています」と伝えた。次期大統領のポロシェンコ氏が「反テロ作戦の強化」を打ち出せば、親ロシア派からは「戦時体制」の強硬発言が飛び出すなど、対立はエスカレートするばかりだ。

ポロシェンコ政権はEUと交渉、ロシアとも会談の融和主義

   ウクライナ軍は戦闘機やヘリでドネツク国際空港や周辺の親ロシア派を爆撃した。ヘルメット姿の揖斐祐介記者が戦闘現場近くにいた。

緊張高まってます
「空港から約200メートルほどのところですが、激しい戦闘の音が聞こえてきます」

   パンパンという銃声やドスーンという音が響いてくる。ヘリが爆弾らしい物を投下する映像も流れた。

   ウクライナ選挙管理委員会は親欧米派のポロシェンコ元外相が次期大統領に選ばれたことを公式に発表した。日本経済新聞や米誌フォーブスによると、ポロシェンコはチョコレートで財をなした大富豪で、「チョコレート王」ともよばれる。清廉な実業家のイメージもあるという。

   そのポロシェンコはEUとの交渉を進める方針を示しながら、ロシアとも来月にも会談する意向を表明した。ロシアのラブロフ外相は「ウクライナ市民の意思を尊重する」と、選挙結果を受け入れる考えを明らかにしている。

   ただし、空港をめぐる戦闘についてポロシェンコは「武装集団とは対話しない」と強い姿勢だ。親ロシア派の指導者もJNNの取材に「これから正式に戦時体制に入る」と、こちらも引く気はない。新大統領とロシアとの間で関係改善の模索が始まれば、ウクライナ国内の親ロシア派がいっそう反発する事態も考えられ、交戦拡大の危険が消える気配はいっこうにない。

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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