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全国最高気温ランキング10位すべて北海道!北の空で何が起きているのか?

   北の空で異常猛暑が起きている。きのう3日(2014年6月)に35度以上の猛暑日を記録した全国18地点のうち、17地点が北海道だった。全国最高気温ランキングで見ると、1位が北海道・音更町の37.8度、10位が鹿追の36度と、1~10位まですべて北海道だ。この暑さは90年ぶりだ。

中国・北京41・1度の高温暖気が東に移動

   北の空でいったい何が起きているのか。気象予報士の天達武史が解説した。異常ぶりは昨年と比べると歴然。37.2度を記録した北海道・北見市の昨年6月3日の最高気温は8.3度で、1か月ほど前の4月28日には雪が降っていた。

   原因は中国・北京で41.1度を記録した暖気の中心が北海道に移動し、停滞しているためという。天達によると「もっとすごいのは、音更町で3日午前3時52分に記録した最低気温の7.4度。午後2時4分に37.8度まで上昇してますから、寒暖差が30.4度ですから、1時間おきにオーバーから脱いでいくような状態ですね」

   一方、西は大雨である。梅雨入りした宮崎県で4日朝、土砂災害警戒情報が出されたほか、4日から5日にかけて四国、近畿地方では豪雨が予想されるという。

   司会の小倉智昭「ちょっと前まで雪のニュースが入ってきたのにねえ。90年ぶりの暑さって、90年前にもあったんですね」