2018年 11月 21日 (水)

橋下市長「悪ガキ」対策!個別指導教室で校内暴力抑えられるか…大阪は全国平均の2倍以上

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   大阪の橋下徹市長が、激しい暴力など問題のある生徒・児童を一般の生徒・児童から切り離し「個別指導教室」を設けて専門に指導する方針を明らかにした。学校での暴力行為は全国平均が4.1件(2012年度)に対し大阪市は9.5件と2倍以上で、ありさまに放置できなくなったのだろう。橋下は事実上登校停止状態になっているこれらの生徒・児童に対し、施設を作って専門の指導者が面倒を見るのが狙いで、「隔離ととらえないでほしい」と強調した。

少年刑務所・鑑別所と学校の間

   橋下のやることがよほど気に入らないのか、このニュースを司会の小倉智昭は「橋下さん、また物議を醸しています」と揶揄しながら伝え、画面でも「問題児を隔離指導」「仰天提案」などのタイトルが並んだ。

隔離よくない

   提案した大阪市教育委員会は問題児の行為を次の5段階に分けている。レベル1は無断欠席、服装違反など、レベル2は軽度の暴力、軽微な賭け事など、レベル3は暴力、喫煙、無免許運転など、レベル4は激しい暴力、傷害、恐喝、窃盗などの行為や危険物、違法薬物の所持など、レベル5は極めて激しい暴力や放火、強盗など―としている。このうち、「個別指導教室」で指導を受けさせる問題生徒・児童に該当するのはレベル4、5という。

   この受け皿について、橋下は「学校現場から司法の場に移る少年院とか鑑別所だったりとか、そういう間の部分をしっかり作っていく。そういう問題ある生徒の行為によって真面目にやろうとしている生徒がバカを見るというのは絶対にあってはならない」というが、具体的な実施となると、たとえばレベル3と4の境界を学校で判断するのは難しい。学校だけの判断ではレベル3でも特別教室に入れてしまうことが起きそうだ。

尾木ママ「問題のある子供を排除するだけなら教育は終わり」

   教育評論家の尾木直樹は「他の子どもの学習権を守るため、問題のある子供を排除したいのが本音でしょう。日本の教育は終わりだと思う」という。しかし、問題生徒・児童はまともな教育ができなくなっているから対応しようとしているわけだろう。「日本の教育の終わり」はちょっと大袈裟だ。

   小倉「中学の同級性にほとんど学校に来なかった男が、いま事業に大成功しているケースがあります。必ずしも隔離していいとは思いませんね」

   学校に来ないならまだいい。来て悪さするから問題になっているのだろう。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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