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愛知のサーフィン名所でサメに噛まれた!腕に30針の大ケガー砂浜から30メートルの浅瀬

   おととい9日(2014年6月)午後4時ころ、愛知県豊橋市西七根町の海岸でサーフィンをしていた男性がサメに腕を噛まれ、30針を縫う大ケガを負った。蒲郡市消防本部の救急救命士・高橋剛さん(43)は砂浜から沖合約30メートルの海面で波を待っていたところ、体長約1メートルほどのサメが左腕に噛みついてきた。高橋さんは動くとかえって危険と判断、サメが離れるまで待ち自力で海岸まで戻った。

サーファー「サメを見たという話よくある」

   現場の海岸はサーフィンの名所で、愛知県外からもサーファーが集まってくる。高橋さんも職場の同僚ら計8人でやって来ていた。その海岸に所太郎レポーターがいた。

   司会の羽鳥慎一「所さんの後ろに、サメに注意と書かれた看板が見えますね」

   所「あれは今回の事故が起きてから、豊橋市が注意喚起するためにきのう立てたようです。それ以前はなかったといいます」

   しかし、地元サーファーは「サメを見たという話は何度か聞いた事がありますよ。襲われたというのは初めてだけど…」と話す。

   所「この海岸は岸からしばらく行くと急にドン深になっています。そのため、エサを追ってサメが海岸に近づくことがあるといいます。愛知県の水産課によれば、この海周辺には約60種類のサメが生息しているそうです」

周辺の海では漁師の死亡事故

   コメンテーターの立花胡桃(タレント・作家)は「サメに襲われた場所は水深1メートルぐらいだったんでしょ。1メートルといえばほぼ学校のプールと同じ深さですよ。そんなに浅いところまでサメが接近するとは想像もしていませんでした」と顔を強張らせた。

   所「1995年にも渥美半島の田原市沖で、当時47だった漁師の男性がサメに噛まれ死亡する事故が起きています。豊橋周辺の海は太平洋と直接つながっているのでサメが多いと思われます」

   高橋さんに噛みついたサメの種類は不明だ。