背低くボソボソ二宮和也の元野球部員に違和感!ワクワク感なく不完全燃焼のまま最終回へ…学園もの変化球としてはやや新味ありか
<弱くても勝てます 第9回>(日本テレビ系)

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   臨時教師が高校に赴任して、部活の顧問になる場合、大抵はワルかやる気のない、どうしようもない生徒たちに四苦八苦する話が多いのだが、これは全く違う。天下の秀才が集まった高校の野球部なので、物凄く従順だが、からきし技術が下手で、部員も足りない。
   東大の研究室が閉鎖になって、新米教員として小田原の進学校に赴任してきた田茂青志(二宮和也)は、3年B組担任と同時に野球部監督になる。野球部とは名ばかりで部員も少なく、基礎的な技術もない彼らに、試合で勝つ美酒を味わわせてやりたいと思う青志は策をめぐらす。1回目から、背も低くひ弱な感じの二宮が元野球部員だったという設定に違和感があり、見続けるのが苦痛だった。だが、さすがに嵐の人気者、視聴率は低空だが落ちないでもってる。
   へっぽこ野球部のメンバーたちの青春真っ只中の色恋沙汰や、紅一点のマネジャー、樽見柚子(有村架純)の母親(薬師丸ひろ子)と部員との関係など、周辺ストーリーを盛り込んで持たせようと涙ぐましい努力をしているが、如何せん二宮のボソボソした語り口にも魅力がないし、スポーツドラマらしいワクワク感がない。
   この回にようやくスリリングな試合経過が出てきたので何とか見られたが、もう最終回直前。不完全燃焼のまま終わりそうな気配だ。秀才校の野球部という原作を読んでいないので何とも言えないが、出尽くした感のある学園青春物語として多少の変化球である。(放送2014年6月7日21時~)

(黄蘭)

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