<金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画 磁石男>(日本テレビ系)
向井理ばかりなぜ起用?開局記念番組やスペシャルドラマ―演技派でもないし女性人気高いとも思えない

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   いい意味で漫画原作なのかと思うほど、少女漫画のラブコメがそのままのベタすぎるドラマだ。だけどそれだけに気楽に見ることができた。

   向井理が演じる大場壮介は、相性を見抜く才能を持つ。「人間はすべてNとSに分類される。相性の良い者は磁石のように引き合う」いう独自の理論で、まわりからは「磁石男」と呼ばれていた。

   彼が経営する農場「大場ファーム」の週末農業体験に参加すると、結婚相手が見つかるという噂が広まり、週末にはお相手を求める男女が訪れ、ちょっとした婚活スポットとして知られている。そこに、ビジネスを持ちかけようと訪れた小日向しおん(相武紗季)は、いい男と結婚するために自分への投資を惜しまない30女で、2人が反発し合いながらも、やがて……といったお定まりの内容だ。

少女漫画チックの他愛ないドラマはまり役…軽いラブコメが向いてるかも

   農場が舞台なので、畑に田んぼに山に牛と、牧歌的な風景が広がり、目に優しいドラマである。自然の中での芝居は役者も開放的になっているのか、楽しく仕上がっていた。ペアで農作業体験をすると仲良くなれるというのは、なるほどわからなくもない。もっとも、磁石男の「NS極理論」は、男女をくっつけるのが目的ではなく、あくまでも相性がいいペアが組んだほうが農作業の効率がいいという生産性の話だった。どこかの婚活事業者がさっそく目をつけそうな企画ではある。

   たまたまかもしれないが、この「磁石男」といい、5月30日(2014年)放送の「フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張スペシャル・死の発送」といい、来年に放送予定の「テレビ東京開局50周年特別番組 永遠の0」といい、向井ばかりがスペシャル番組に起用されるのが不思議で仕方がない。お世辞にも演技派とは呼べないし、言われるほど女性人気があるとも思えない。もっとも、今回の上から目線でものを言う感じは彼にぴったりの役柄で、こういう軽いラブコメのほうが向いているのではないかと思う。顔もちっちゃいし。(放送6月13日よる9時)

(くろうさぎ)

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