わざとらしい沢村一樹 白い歯むき出し演技…リアリティ皆無の最低ドラマ!視聴率7%台うべなるかな
<ブラック・プレジデント 第11回>(フジテレビ系・関西テレビ制作)

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   例えば、「和民はブラック企業だ」と一時期週刊誌で盛んに書かれたことがあった。間違いなくこのドラマの作り手たちは、ブラック企業という言葉を何かのヒントとして使った内容を作ろうと思ったはずだ。つまり、机上で作ったドラマだということである。心に響くものもなければ内容空疎な最低の作品だった理由である。
   アパレル業界で成功している社長の三田村幸雄(沢村一樹)は、経営学を学び直そうと大学に入り直す。そこで若い同期生たちと様々な問題に直面する話であったが、最終回はアメリカの会社との提携話が持ち上がり、条件として三田村が5年間、その合弁企業のトップとして米国に赴任すること。しぶしぶ彼はアメリカに行く。
   たった1年で合弁企業を軌道に乗せて帰ってきた三田村は、最後に同期生たちからの送別会で社会の先輩として訓辞を垂れるのだ。脚本は力のある尾崎将也だったが、如何せん、プロットが決められた中では能力を発揮できなかったのか、教師(黒木メイサ)の描き方もステレオタイプでつまらないし、物語の展開もワンパターン。
   フジテレビ系の凋落を象徴するように、視聴率も7%辺りをウロチョロで、第1回を見た見巧者のお客に、計算で作ったドラマということが見透かされていたともいえるのだ。沢村一樹の、妙にハイな白い歯剝き出しの演技もわざとらしくて、リアリティ皆無。アパレル業界も大学のキャンパスも、現実はそんなに甘くないって!(放送2014年6月17日22時~)

(黄蘭)

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