2024年 3月 29日 (金)

不用品「譲ります」「もらいます」ネットで拡大!家具、日用品ぜんぶ揃った

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   インターネットの「不用品譲ります」「もらいます」のサイトを開くと、家具、家電製品から食品や衣料品まで無数にある。しかも値段はただが相場だ。とっても得なようだが、注意点はないのか。

   垣内紗恵子さん(36歳)は去年12月(2013年)から、職探しで長崎から都内に移った。家賃や食費が優先で、家具や日用品はネットを通じてそろえた。1年間しか使用しなかった新品同様のベッド、本棚、炊飯器、電子レンジ、掃除機、ヒーター、除湿器など30点以上の「譲り受け品」が並ぶ。

「不用品といっても新品に近い物が多くって、このヒーターは2012年製で人がいなくなると自動的に消える装置まで付いているんです」

   でも、ただの譲受なので問題が時々ある。「頂いた衣装ケースは端の部分がちょっとと欠けていました。ブルーレイの再生機は見るだけで録画ができないんです。本当は録画もしたかったけれど、ただで頂いた物なので我慢しなくっちゃと思っています」

   このサイトで人気の品をゲットするコツは、メッセージでの丁寧さだと言う「収納棚がなくて困っていました。『お返事いただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします』と顔は見えませんけれど、マナーが大事だと思います」

   受け渡し方法は、譲る側に直接会って引き取るか、譲り受ける側の料金負担で宅配便にしてもらう事が多い。

リサイクルショップに断られても捨てたくないし…

   鎌倉市の福田静さん(72歳)は20点以上の品物をサイトで譲ってきた。「2年前の70歳を機に持ち物整理を始めました。残されている時間は多くないので、すっきりとしてこの世にお別れしたいんです」と言う。「ところが、持ち物整理をしてリサイクルショップに持ち込んだら、値段が付かないというんです。それでネットに乗せたら、欲しいという人がたくさんいて、喜んでもらえるなら、それが喜びですよ」

   山田大樹アナ「物のやり取りは最終的にはもらう側の自己責任です。たとえば、家電商品などはPSマーク(安全基準適合)が付いているかは確かめるべきです」

(磯G)

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