2020年 5月 31日 (日)

「彼のこと一生忘れない」捨てた女・吉沢京子にまだ言わせる中村勘三郎の男冥利

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世帯持つ約束してたのに大地喜和子に乗り換え

   都議会でセクハラ野次を浴びせられた塩村文夏(あやか)都議(35)へのバッシングに『週刊新潮』がことのほか熱心である。都議にしては美形だからだろうか、グラビアアイドル出身の過去の暴露から始まって、彼女のツイッターで「加藤茶、仲本工事の年の差婚を気持ち悪い」と批判したなどの過去の発言、トヨタの御曹司と付き合っていたのに都議に当選したとたん別れて多額の手切れ金をせしめたことを並べ立てている。

   これでは都議会でセクハラ野次を飛ばしたトンデモ都議たちと変わるところがないではないか。

   口直しにちょっといい話を。『週刊現代』で女優・吉沢京子が中村勘三郎との恋を語っている。吉沢京子といえば、1969年の「柔道一直線」(TBS系)で桜木健一のガールフレンド役で出演し、その可憐な容姿で人気が出た女優である。

   1年半前に亡くなった歌舞伎界の名優・中村勘三郎との出会いは、71年4月に公開された映画「幻の殺意」の撮影現場だった。勘三郎はその頃は中村勘九郎と名乗り16歳、彼女は1つ年上だった。2人の付き合いは約6年間続いたそうである。

   親しく話すようになったある日、勘三郎から「僕と付き合ってください」と交際を申し込まれ、彼女も「はい」と頷いた。会う場所はお互いの自宅。勘三郎の小日向(東京・文京区)の家にはよく行ったそうである。ファーストキスは彼女が18歳の時で、2人で神宮外苑の銀杏並木を散歩していたところ、彼からキスの許可を求められたという。

「吉沢さん、明日、してもいいですか?」

   約束通り翌日、彼が彼女のおでこに口づけをしたそうだ。

   勘三郎から「一緒になろうね」とプロポーズめいた言葉をもらったこともある。彼女もそのつもりで、勘三郎の両親、彼女の親も公認の仲だったから、俗にいう許婚のようなものだったのかもしれませんと話している。

「そして、私にとって初めての男性経験も彼だったのです」(吉沢)

   勘三郎に女性の影がなかったといえば嘘になります。芸者さんや舞妓さん、女優さんなどの存在が見え隠れしていたという。

「それでも彼が芸を磨くためなら、少々のことは仕方がないと自分に言い聞かせていました」(吉沢)

   だが、とうとう不安は現実になった。彼女がいつものように中村家に行くと、彼と一緒に美しい女性が待っていた。先輩女優の太地喜和子だった。<「11歳年上の大先輩。映画『新座頭市物語・折れた杖』で共演させていただいた、尊敬する人でした。

   『なぜ、太地さんがここに……』と不思議に思いましたが、太地さんは私を見るや、ただ頭を下げながら、こう言ったのです。

   『彼のことが本気で好きになっちゃったの。だから、申し訳ないけれど、別れてもらえないでしょうか』(中略)

   太地さんの言葉は勘三郎さんの意思でもあることはわかりましたから、涙が溢れて止まりませんでした。(中略)

   彼は言いました。

   『吉沢さん、ごめん。2年間、待ってくれないか』

   2年後には太地さんと別れて、また交際を始めようという意味だったのだと思います。でも、私は『2年も待たないわよ!』と答えました。私も勘三郎さんとの別れを決心したのです」>

   勘三郎は太地と2年後に別れ、7代目中村芝翫の次女・好江と結婚した。その後、彼女も映画会社の社員と結婚した。長男も生まれたが、家庭環境の違いで合わず、6年後、子供を連れて家を出た。

   離婚から間もない頃、勘三郎と会う機会があったという。<「やはり踊りの会で、私は子供と一緒。

   すると彼は無言のまま、子供を引き寄せ、ギュッと力強く抱きしめたのです。長い間、抱擁していました。

   彼の目には光るものがありました。それを見た瞬間、私の彼へのわだかまりはすっかり氷解したのかもしれません」>

   捨てた女に「彼のことを一生忘れることはありません」といってもらえる勘三郎は幸せな男だ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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