稲垣吾郎ちゃん大人になったねえ…元医者にして検事に違和感なし!神をも恐れぬ科学者とスリル満点の対決
<Dr.検事モロハシ>(フジテレビ系)

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   稲垣吾郎が大人になった。SMAPの中でもちょっと異質な舌っ足らずで甘えん坊のゴロちゃんが、元外科医にして検事というとんでもない才人を演じて違和感がなかったのは驚きだ。2012年にもドラマになったコミック原作ものの第2弾。高額の料金を取って不妊治療もしている有名病院の、医療過誤を暴くために、検事の諸橋(稲垣吾郎)らが病院に潜入捜査をする話である。
   筋は端折って、一種のSFだ。有名な愛聖病院はセレブ用の上層階で不妊治療を施している。一般患者も医師も、特別の認証カードがなければ上層階に上がれない仕組みになっている。そこで妊婦と胎児の死亡事故が起きた。SFだからタネは不気味だ。大宅島と愛聖病院とでモロハシと検察事務官の森下(吹石一恵)たちが、スリル満点で大活躍の結果、アメリカ帰りのワル医師の巣窟を暴く。
   クローンベビーを出産させる実験を繰り返していたのである。最後に出てくるクローンベビーは、島の古びた一軒家の無菌室に隔離されて、それでも内臓は崩壊の一途、まことに気持ちの悪い映像である。執刀医(石黒賢)にも言い分があって、「クローンが成功すれば、多くの移植を待っている患者を救える」という。一見真っ当に見えるが、決定的に欠けているのは人間が神のご意志で作られた存在であるということである。近頃は理研のいかがわしさでも感じる通り、技術優先で神をも恐れぬ科学者が跋扈していて嘆かわしい。(放送2014年7月1日21時~)

(黄蘭)

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