2024年 4月 19日 (金)

「アルコール依存症」ビジネスが始まった!?30年ぶり治療薬認可、医学会も名称変更

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   私は中学生の頃から酒を飲み始めたから、由緒正しいアルコール依存症であるが、『週刊ポスト』によれば、このところアルコール依存症キャンペーンが目立つのは、またぞろ製薬会社が新薬を売らんがためではないかと指摘している。民放もそうだが、NHKもことのほか熱心だという。6月18日(2014年)の夜、NHKが「依存症ナイト」とでも呼ぶべき番組ラインナップを組んだことが話題になったそうだ。

<7時の「ニュース7」で依存症を取り上げると、7時30分の「クローズアップ現代」では、「あなたの飲酒 大丈夫?」と題した特集を放送。そして視聴者に『復習』を促すかのように9時の「ニュースウオッチ9」でも依存症の話題を扱った。
「クロ現」では、「飲酒関連で死亡する人は年間3万5000人に上る一方で、その大半が依存症であることに気づいていない」と指摘し、依存症に苦しむ患者の日々をレポート。
その後の「ニュースウオッチ9」では「患者数の推計が109万人となり、初めて100万人を超えた」「過去10年間で女性患者が2倍近い14万人に急増した」という厚労省調査を報じた>

   週刊ポストは、昨年3月、国内で30年ぶりとなるアルコール依存症治療薬「レグテクト」が認可され、5月から発売が始まったことと関係があると指摘する。今年に入ると、5月に日本精神神経学会が「アルコール依存症」の名称を「アルコール使用障害」に変更することを発表。6月には多量飲酒や飲酒運転の予防対策を国や自治体の責務とする「アルコール健康障害対策基本法」が施行されたそうだ。ちっとも知らなかった。薬ができれば患者が増える。それにメディアが知らず知らずに加担したのでは、薬漬けの人たちが増え医療費を圧迫していく。

   この記事の中に、新久里浜式アルコール症スクリーニングテストというのが載っている。男性版ではこういう質問。「食事は1日3回、ほぼ規則的にとっている」「酒を飲まないと寝付けないことが多い」「酒をやめる必要性を感じたことがある」「酒を飲まなければいい人だとよく言われる」「飲まないほうがよい生活を送れそうだと思う」「朝酒や昼酒の経験が何度かある」――10問のうち4つ以上当てはまればめでたくアルコール依存症の疑いありだという。

   自慢じゃないが私は9点だった。だけど薬を飲もうとは思わない。今夜は台風一過で蒸し暑いから、日暮里にあるうまい貝を食わせる居酒屋で冷や酒でもキューッといきますか、ご同輩。これでは依存症ではなく完全なアル中ですな。

往年の人気AV女優「無修正動画」覗くと違法?松坂季実子、小林ひとみ、桜樹ルイ…

   SEXのハウツー特集はやりようがなくなったのであろう。このところ『週刊現代』はインターネットでAVが見られるサイトの紹介に熱心だ。今週は松坂季実子、小林ひとみ、村上麗奈、桜樹ルイ、樹まり子など、往年のAV全盛時代を彩った女優たちの無料映像が見られるサイトを丁寧に紹介している。

<最も頼りになるのは、国内のアダルト動画共有サイト最大手の「FC2動画アダルト」だ。まずは、ヤフーやグーグルといった検索サイトで「FC2動画アダルト」と検索する。そうすると、検索結果のトップに同サイトが現れるので、それをクリックしよう。
サイトにたどり着いたら、次に検索ボックスに「松坂季実子」と入力。右横のルーペのマークをクリックすると、彼女の名前を冠した動画が35件ヒットした。その中から「全員」というマークの付けられた画像のタイトルをクリックすれば、動画が始まる>(週刊現代)

   正統派美人として圧倒的な支持を集めたのは、今も「レジェンド」として語り継がれる元祖AV女優小林ひとみだ。その彼女の動画も「FC2動画アダルト」で検索すると81件もの動画がヒットするそうだ。しかも、その中には流出ものとみられる無修正動画も散見されるという。

   だが、非会員は1日の視聴回数に制限がある。さらに動画を見るためには、会員登録が必要だが、これは無料なので安心してほしいと週刊現代はいっている。クレジットカード番号の入力も一切必要ないし、無料会員になれば1日15回も動画を閲覧することができるようになる。

   ただ、往年のAV女優を見るならば、実はもっといいサイトあるという。「xHamster」(エックスハムスター)というサイトだが、ここは日本語はなくアルファベットで検索する。週刊現代は<このような動画が見放題なのだが、読者からの問い合わせで多かったのは、「そもそも無修正動画を見るのは違法ではないのか」という懸念だった。結論から言うと、動画を見て楽しむだけなら、違法ではない。

   無修正動画をアップロードする側は「わいせつ物頒布等の罪」や著作権法違反の疑いがあるが、個人的に閲覧する側は絶対に罪には問われない>と教えてくれている。

   だが、『週刊文春』はそうはいっても実は知らずにクリックすると高額な料金を請求される違法サイトも多く、実は危ないのだと警告している。それでも岡田崇弁護士に「勘違いによる『錯誤無効』として、支払いの義務はありません」といわせているから、大丈夫なのだろう。

   贔屓だった桜樹ルイのビデオでも見て鬱陶しい浮き世を忘れるとしようか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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