中年キムタク腹くくった!?低落フジの切り札―脚本も演出もエース級投入してまずは面白かった
<HERO 第1回>(フジテレビ系)

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   13年ぶりの久利生検事(木村拓哉)の帰還である。低落著しいフジテレビが最後の切り札を出してきたという感じだな。相変わらず服装には構わず通販好きで、口が悪く説明は最小限、事務官を振り回して外出好きも前通り。居酒屋でちょっとした店の者と客の間の傷害事件が起き、久利生が担当する。殴って捕まった方の大西の指紋が、15年前の超高額宝石窃盗事件の証拠物件に残っていた指紋と一致する。マスコミは文句なしに起訴だろうと大騒ぎ。
   だが、久利生はこれだけでは即起訴にはできないと慎重で、上司は次々に検事を代えるが、いずれも決め手に欠けて頓挫するうちに、刻々と宝石事件の時効が迫ってくる。事務官の麻木千佳(北川景子)は久利生が何考えてるのかとプリプリしながらついてゆく。最後は久利生の深読み予想が的中して、大西は宝石事件でも御用だ。
   木村は13年前とあまり変わっていないように見える。他番組では中年ぽくなったのに、この役では溌剌として以前と変わらない。コンビの北川が美人度よりも目のキツさを強調されているので、女っぽくなくてこれもいい。脚本(福田靖)も演出(鈴木雅之)もエース級を投入してフジは背水の陣。果たして視聴率は26.5%!
   情報誌ネタによれば、木村拓哉はこの作品の撮影時に台本は一切持ってこないという。全部が頭に入っている。それだけ気合も入っているということで、中年キムタク、腹くくるか。結構面白かった。(放送2014年7月14日21時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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