韓国国会でも別人説「セウォル号オーナー」沈没事故以前に遺体発見―近隣住民が証言

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   沈没船セウォル号の実質的なオーナ―、ユ・ビョンオン容疑者の遺体発見をめぐって、韓国の国会でそもそも遺体は別人だという説が浮上してきた。野党のパク・チウォン議員が取り上げてたもので、根拠は遺体発見現場近くに住む住民の証だ。

   それよると、「他の人のことだから日にちはよく覚えていないし、メモもしていなかった。でも、とにかく遺体が発見されたのはユの事件が起きる前だった」という。遺体が発見されたのは4月16日のセウォル号沈没事故以前で、6月12日に発見されたというなら遺体は別人ではないかという。

   別の近隣住民は「毎日(遺体が発見された)あの周辺を歩いているが、6月12日以前に腐敗臭はなかった」という。6月12日に発見という捜査当局の発表はおかしいというのだ。

科学捜査隊は改めて「法昆虫学」で鑑定

   疑惑は深まるばかりだが、韓国の警察庁科学捜査隊は改めて遺体発見現場からハエの幼虫などを採取し、死亡時期を推定するという。この科学捜査手法は「法昆虫学」といい、昆虫の種類と発育状態から死亡時期を推定するもので、日本やアメリカでも幅広く活用されている。

   司会の小倉智昭「DNAと指紋から容疑者本人と言っていたんですよね。あれは科学捜査隊じゃないんですかね」

   笠井信輔アナ「これを調べてほしいと提出されたものが、すり替えられていて『確認した』になったという説もあり、国家の場で別人説が浮上したわけです」

   結局、ウジムシの発意育状態の結果待ちということらしいが、キャスターの菊川怜は「これも信用されるかわからないですよね」とただ呆れるばかりだった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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